介護保険の手すり設置

2016年06月05日[更新]

今日は、本日施工が完了した「介護保険を活用した手すり設置」の事例をご紹介します。

まずは玄関です。約20センチの段差が2段になっていて、今までは少し離れた下駄箱へ前のめりの姿勢になって手を突かれていたようです。そこで、玄関框手すり縦手すりの合わせ技で出入りの負担がないように設置してみました。

<前>

DSCN4936(玄)

<後>

DSCN5305(玄)

次に、25cmの段差があった、キッチンと廊下の間ですが、このように踏み台縦手すりを合わせて設置しました。

<前>

DSCN4967(踏)

<後>

DSCN5301(踏)

下地の固定をシッカリとしたものにする必要がありますので、踏み台と手すりの両方に、後付け補強板も設置しています。

他にも、キッチン出入口・トイレ・浴室等にも手すりを設置しましたので、動作がかなり楽になったようで、大変喜ばれました。何よりも「利用者様のお話しを聴きながら、高さや長さを決めていった事」「段取り良く完了し、掃除も片付けもスムーズだった事」が良かった様です。

因みに費用のご負担は、介護保険を活用してますので1割負担の1万円程度です。せっかく、こういった制度がありますので、要介護認定を取得されている方は、積極的な活用をオススメします。

「介護保険を活用した工事は、申請・報告の手続き等、手が掛かって大変だ」という業者側の理屈もあるのですが、やはり利用者さんの不便を解消するというメリットを第一に考え、これからも出来るだけ積極的に取り組んで参りたいと考えています。

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