断熱効果の検証

2016年08月30日[更新]

宇佐モデルの浴室・トイレは、これまでに本ブログでご紹介させて頂いてましたが、実は壁の断熱にも仕掛けがしてあります。ここは家の離れになってまして、夏の陽が当たっている時間帯にサーモグラフィで計測すると、暑い場所では壁の温度が55℃になってました。そして冬は寒くて入れないようなお風呂でしたので、無断熱の離れだった訳です。

そういう場所でしたので今回工事では、アキレス社のNDパネルという、硬質ウレタン断熱付き耐火ボードを壁に上張りする施工にしています。それだけでは断熱材の有無による違いが分からないため、下の写真の様に、西陽が当たる面に30cm角の穴を開け、そこだけ断熱材を剥がして断熱効果の検証が出来るような仕掛けをしました。

DSCN7266

剥がした壁の4隅に、硬質ウレタン断熱をカットして貼り付けてますので、暑い時期・寒い時期にサーモグラフィを当てると、断熱材の形がクッキリと浮かび上がるはずです。

DSCN7271

不格好ではありますが、今日のところはこんな感じで納めています。

DSCN7274

アキレス社の神山さんには、後日、もう少し見栄えが良くなる工夫をしてもらい、効果の検証も行って頂きたいと思います。

今日の時点で既に大きな効果を体感していますが、データとして検証する事が大切ですので、引き続き検証を進めて参ります。

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