補強コンクリ

2016年09月02日[更新]

天気予報では、台風12号が九州に向けて北上して来てますので、昨日から始まった擁壁補強・排水工事も急ピッチで進める必要性が出て来ました。昨日、ご紹介しました差し筋・配筋箇所に生コンを流し込んでいきます。値段は少し高くなるのですが、早く硬化するタイプの材料にして、台風が来る前に出来るだけ早く進めていきます。出来るだけの手を打っておく事が、工事で後悔しないポイントですから。

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バイブレーターでシッカリとなじませていきます。

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ここまでやって、養生に入ります。

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実は今回、擁壁が沈下した原因である排水の問題を解決する必要がありますので、勾配の取り直しをして、スムーズに排水されるようにしていきます。その結果、最沈下箇所の路面は、今よりも約30cm高くなるんです。

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正確に計測してみると、擁壁の沈下は23cmでしたが、周りの景色から来る目の錯覚で、それほどの沈下には見えませんでした。赤い糸が狙いとする高さになります。こうやって見ると、いかに沈下していたのかが見えて来ます。天候の心配も含め、枕を高くして寝られない日々が続きそうです。しかしそれも、仕事をさせて頂けてるから感じる事が出来ますので、前向きに捉えたいと思います。

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