リノベーションのススメ

2017年07月19日[更新]

住まいのお困りごとを解決する際、リフォーム工事を行う事が一般的です。しかしながら、リフォーム工事では、限定された範囲内での問題解決になってしまいます。この時、思い切ってスケルトンにして間取り変更も含めたリノベーション工事を行えば、住まいに関するお困り事はほとんど全て解決されます。

ただし、リノベーション工事での取り組みについては、会社の考え方によって工事内容が異なって来ます。㈱ホームチームでは、以下のような内容のリノベーション工事を行います。

  • ① 耐震・断熱といった住宅の基本性能を、新築基準まで高める
  • ② 間取りを変え、増築・減築も含めて生活しやすい動線にする
  • 地域産の建材を最大限活用し、地域経済活性化に寄与する

これらの内容を織り込んだリノベーション工事を行えば「夏涼しくて冬暖かい家」「省エネ」を両立させた住まいと共に、病気に罹りにくい「健康住宅」を実現する事が出来ます。以下、上記①~③について、具体例も交えてご紹介させて頂きます。

 

①住宅の基本性能

耐震補強

昭和56年以前に建てられた家に関しては、検討に先立って、大分県に登録された建築士による耐震診断を行い、耐震基準を上回るために必要な耐震補強を行います。耐震補強工事では、壁や基礎の補強をバランス良く配置する事が重要になって来ます。この時、工事費の負担を少しでも軽くするため、耐震補助金(最大80万円まで)を受ける手続きをさせて頂きます。

下の写真は、耐震金物や耐震壁を施工した状態です。

耐震金物

耐震壁

 

2.断熱工事

リノベーション工事では、基本的に壁・天井・床を剥がして工事をしますので、長期優良住宅で使用する断熱材を壁・天井・床の全面に施工します。

壁、天井断熱

壁と天井には、長期優良住宅仕様のアクリアネクストを全面に隙間なく施工します。

床断熱

床には、長期優良住宅仕様のジュピーを採用し、更に床下には湿気対策のために、珪藻土の床下調湿材を敷設します。

間取り変更と、増築・減築

離れていた水廻りを近くに集め、段差をなくしたバリアフリーにします。下の写真は、トイレ・洗面所・浴室の段差を無くし、1箇所に集めた事例です。

こちらは、キッチン・居間・客間・廊下を建具で部屋を仕切ったり、大開口で広く使えるようにした事例です。

減築

減築する事によって、駐車場スペースを広くとれるようになる事があります。下の写真は、最大でも2台程度しか停められなかったスペースが5台分のスペースになり、出入りも楽になった事例です。