リフォーム
ベランダ防水工事
- 施工日20140607
- 施工期間2014/6/7~2014/6/13
- 費用30万円(20㎡)
- 商品名ウレタン塗膜防水
住まいを長持ちさせる上で、意外と気づかないようで、気を付けなければならない事は「防水」です。躯体に雨水や結露水が沁み込み続けると、構造体が腐ったり劣化して、建物強度が落ちたりシロアリ被害にも繋がりかねません。今回は、ベランダ防水の施工事例をご紹介させて頂きます。
防水処理は、目に見えない部分がとても重要ですので、今回、少し詳しく施工の様子をアップさせて頂きます。
- BEFORE
- 工事前の状態です。人工芝の下に水が沁み込んだ状態で、裏の鉄板も錆びていました。
- AFTER
- 下地調整した上で、3層塗りで仕上げています。
プロセス
ポリマー系のセメント材で下地調整します。この時、外側に勾配を取り自然に排水されるようにし、表面の波打ちも補正します。これは防水層ではありませんが、実際にはこれも防水効果があります。
細かい部分ですが、サッシ下の外壁部分からも水が沁み込まない様、防水処理をします。この部分は、雨漏りの原因になりがちな箇所です。
目地の部分もシーリング処理しています。
ひび割れ防止のため、メッシュシートを敷き詰めます。
隅の部分まで丁寧に、ウレタン塗膜防水を施工します。台風の場合を考えると、こういうサッシ下の部分がポイントになります。
防水層が乾いたら、翌日から1日1層ずつ、3日に分けて3層の塗膜施工をしていきます。
これが1層目です。
これが2層目です。
外側の木口部分も、シッカリと防水処理しています。
そして、この3層目で完了です。ここまでやってると、水漏れの心配はまずないと考えています。