リフォーム

<金池>床下調湿

  • 施工日20151215
  • 施工期間2015/12/15
  • 商品名MP床下調湿材

多くの住まいで、湿気やカビの根本的な問題になっているのが「床下からの湿気」です。床下からの湿気が、気流の力で壁内を上昇し「壁内結露」や「カビの発生」「木材の腐朽によるシロアリの発生」といった問題を惹き起こしています。

この問題への対策は「床下換気口を閉じて、床下に防湿シートを敷いて完全に湿気をシャットアウトし、その上に珪藻土の床下調湿材を敷き詰める」という事になります。

この施工方法に気付いている会社が少ないため、あまり聞く事が無いと思いますから、簡単にご紹介します。

BEFORE
施工前の床下の状態
AFTER
施工後の床下の状態。全面に、珪藻土の床下調湿材が敷き詰められています。

プロセス

DSCN0763

①根太の間に、床下断熱材を挟み込みます。

 

DSCN0764

②床下換気口を内側から塞いでしまいます。コーキングで隙間を埋めています。

DSCN0774

③通常の1.5倍の厚みのある防湿シート(スーパーグレード)で、地面からの湿気をシャットアウトします。特に束の周りから湿気が漏れやすいので、粘着テープでグルグル巻きにしています。

DSCN0777

④基礎の立ち上がり部分からも湿気が入り込まない様、コーキングで防湿シートをとめてしまいます。

DSCN0807

⑤全体を見ると、上の写真の通りになります。左から見て、防湿シートの上に珪藻土の床下調湿材を敷き詰めていて、床の根太には断熱材を挟み込んでいます。この上にコンパネを張って、その上に床材を施工して仕上げます。