リフォーム
屋根を軽くする工事
大震災が予想されている南海トラフ地震が来た際、2階が瓦になっている家は、棟瓦が下屋に落ち、大きな被害を受ける可能性があります。その対策工事として、下屋は瓦のままでも2階のみ軽い屋根に葺き換える工事が有効です。
しかし板金屋根にする事で、従来、瓦が持っていた断熱性・防音性が損なわれますので、12mm厚の防音断熱材(ビルボード)を野地板の上に敷き詰めます。
断熱材の上には屋根下地として構造用合板を張り、その上に防水シートを隙間なく敷き詰めます。
仕上は、断熱材付きガルバ鋼板に遮熱塗料を施したスーパーガルテクトフッ素を施工します。
このように完成しました。
旧来の石州瓦も下屋に残し、地震の影響を受けやすい2階の屋根を軽くしましたので、南海トラフ大地震が来ても、被害を最小限に止める事が出来ます。