七島藺の威力

2016年07月20日[更新]

世界農業遺産に指定されて以来、注目を浴びるようになって来た七島藺(しっとうい)。70年位前までは、全国で生産されていたようですが、最近は生産農家も激減し、今では大分の国東(くにさき)半島の一部で生産されているのみです。日本ハウジングとホームチームでは、住宅改修の際には大分県産品を活かしていくという考えで、畳が必要な場合はほとんどのケースで、七島藺を採用させて頂いてます。

では、七島藺にすると何が良いのかと申しますと、

丈夫で、ささくれる事がほとんどない。(昭和39年の東京オリンピックの際、柔道畳として使用されたそうです)

香りが良い。和室の雰囲気にもピッタリ。

湿気の調整をしてくれる。(調湿能力という点では、湯布珪藻土ほどではありませんが)

といった事が挙げられますが、何と言っても「気持ちいい」という体感が一番です。

上記①を証明する実例を、お見せします。

ある現場の写真です。20年以上、毎日掃除機をかけていたら畳のヘリが傷んでしまったのですが、七島藺の畳部分は全く傷んでいません。

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「畳の表替え」という言葉がありますが、七島藺に関しては「畳のヘリ替え」ですね。

そうして、ヘリの無い琉球畳にすると、とってもいい感じの部屋になります。

皆さんも是非、こういう部屋にする事を、オススメ致します。

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快適で、気持ち良く毎日を過ごす事が出来ますよ。

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