毎年、今の季節になると、ちょっと嫌な事があります。私は意図してる訳ではないのですが、工事してる際にシロアリを発見してしまうんです。早ければ3月から動き始めますが、5~6月が活動のピークです。今回も、外部工事だけのつもりで進めていたのですが、奴が現われたんですよ。
居てほしくないのは当然なのですが、我々も現実を正しく認識して頂かないといけないため、床下に潜ってキッチリとした写真入りの報告書を必ず作成するようにしています。
費用は掛かっても、長く住むために早くやらなくてはいけないのが「雨漏り」と「シロアリ」の対策です。今回も追加工事になってしまって心苦しくはありますが「問題を早く発見出来たので、被害を最小限に食い止められて良かった」と前向きに捉え直すしかないですね。
ホームチームでは、シロアリが現われる前に、床下調湿工事を行って、シロアリが住めない環境を作っておく事をオススメしています。この工事さえやっておけば、シロアリ防除工事をする必要がなくなりますし、木材の腐朽劣化も防止出来ますので、建物の寿命が確実に延びます。壁内の湿気対策にもなりますので、結露も減少します。
今回も、先に床下をこういう状態にしておけば良かったと、残念に思った次第です。