6月23日の本ブログで、レンガテラスの一列を剥がして排水溝を作った事をアップさせて頂きました。今日はその続編です。レンガテラスが最大で約4cm沈み込んでしまいましたので、テラスと基礎の間に雨水が入り込む隙間が出来てしまい、それを防ぐ工事を行えば完成となります。
玄関横の部分が、このように約4cmも沈んでました。
基礎に雨水が沁み込まず排水溝に流れ込むようにするため、このように堰を作っていきます。
完成と共に、雨が降り始めて来ました。
雨の量がまとまって来ると、一番奥の沈み込んだ箇所から排水されていきますので、工事の狙い通りです。
そして雨が激しくなって来ましたので、先日完了していた雨樋からの排水工事の検証も出来ました。このように、順調に流されていきます。
この工事をしなかったら、ここに流れている雨水が全て庭の雨樋の周りに垂れ流されていた訳です。それを考えると、この工事をやって正解だったと実感出来ます。私と一緒に排水状況の検証をされた施主様も「今晩から予想されている大雨も、これで安心して過ごせます」と仰って頂けてますので、それが私にとっても何よりの喜びです。
大分は、プレート型の南海トラフ大地震が予想されてますので、軟弱地盤になってしまう排水の問題を、出来るだけ多くの件数、解決しておきたいと考えています。これが、私の出来る減災対策ですので、徹底していく考えです。