9月1日から着手して来た擁壁保護工事も、本日、本体工事を終える事が出来ました。途中、2度も台風の危機にさらされながら、何とか切り抜ける事が出来たのは、ひとえに施主様・作業員、それからお天道様のお蔭です。有り難いです。
端部のグレーチングも、このようにキッチリと納めています。
反対側も、このように。
こだわりぬいた細かい点も挙げれば切りがないのですが、詳細は施主様と私達との秘密とさせて頂きます。
擁壁面に沿った端部にも、このようにコンクリを入れましたので、土の中に雨が吸われていく事は無く、U字溝の中と擁壁を乗り越えて崖下に、全て排水されていきます。
湿潤養生は週明けまで継続しますので養生シートは敷いたままですが、全景はこのようになっています。
コンクリの基準線が明確になりましたので、擁壁の沈下もハッキリして来ました。下の写真の真ん中辺りが沈下しています。
今回の工事では、施主様も私達の工事内容をご理解して下さりましたので、皆で楽しく全力を注いで集中出来たと思います。工事が終わった時に「やれる事は全てやり切った」という気持ちになると、心地いい疲れと共に、次の仕事へのパワーが沸いて来ます。今回も、関わる全員が力を出し切ったと思いますし、どういう仕事であっても「全員のやり切った感」が成果に結び付いているのではないかと改めて感じました。今日の夕方、施主様からも暖かいご評価の言葉を頂きました。感謝です。