最近の担当替えでホームチーム担当になった杉床メーカーの営業の方が、金池モデルハウスまで見学にいらっしゃいました。どういう商品でもメーカーの方は、自社商品の機能やPRポイントについては詳しくても「自社商品がどのように施工されているのか」「使ってみて、実際に狙い通りの価値がお客様に伝わっているか」「他の周辺商材との関連は、どうなっているのか」といった点については、意外とご存知ないようです。
今日も、実際に生活の場として使われている自社の杉床に触れてみて、その効果に驚かれていました。
裸足になると良く分かるのですが、肌触りがとってもいいんです。そして柔らかいので、一言で言えば「気持ちいい」に尽きます。ゴロンと寝っ転がっても気持ちいいですし、長時間立っていても腰への負担がほとんどありません。これが更に冬になると「暖かさ」も感じます。
そして何より「杉床」と「壁・天井の湯布珪藻土」の組み合わせが、大きな効果を発揮します。珪藻土が急激な湿度変化のバッファーになってくれるので、杉の収縮や反りを最小限に抑えてくれるんです。
問題点を挙げるとすれば「柔らかいので傷が付きやすい」という点がありますが、私は全く気になりません。「傷が嫌だから固くする」という対策では、冷たくて疲れるフローリングになってしまいます。節も「枝があるのだから節はあって当然」と考える私には、全く気になりません。そのマイナスを遥かに上回るメリットがあると考えています。
和室でも、七島藺の周りは杉床で広さの調整をしていて、こんな仕上がりになっています。とってもいい感じですよね。香りもいいです。
帰り際には、1階で天然酵母パンを買って帰られ「今度来た時には、2階で食べてもいいですか?」と仰ってました。はい、そのために2階も開放してますので、いつでもご利用下さい。
金池モデルハウスは「心地良さ」「快適な空気感」を体感頂くための場所ですので、出来れば長時間、ご利用されて下さい。
床も壁・天井も畳も、全て大分県産材ですので、工事でお支払い頂いた代金は、大分県内にお返しする事になります。こういう地域内での経済循環を作り上げる事が、地域活性化に最も貢献しますので、自分達のためにもなって来ます。
このような考え方を共有出来る方が、少しでも増えて来るように、価値訴求を続けて参りたいと思います。