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三乾王が大活躍

2016年09月30日[更新]

つい先日、浴室・洗面所リフォーム工事が完了したO様邸に行って参りました。「色んな機能があるけど、うまく活用頂けてるかな?」と気になって確認にお伺いしたのですが、そんな心配は全く不要でした。大分では最近、雨の日が続いてましたが、浴室暖房乾燥機「三乾王」をフル活用されてました。これが三乾王です。

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洗濯物は写す訳には参りませんが、内窓も入りましたし、雨で洗濯物が乾かなかったり、洗濯物が溜まったり、家の中がジメジメしたり、そういう事が全くなくなったそうです。

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浴室暖房乾燥機だけなら普通の事ですが、脱衣場の湯布珪藻土もうまく活用下さってるので、カビの心配が全くありません

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ユニットバスの入口引戸を開けておけば、脱衣場の壁・天井の湯布珪藻土が浴室の湿気を吸放出してくれて、快適な湿度(45~65%程度)に自働的に調整してくれます。

「効果を最大限に引き出すためには、換気しない様にして下さい」と申し上げていたら、その通りに実践して下さってましたので、今は脱衣場が一番快適な場所になっているそうです。(室内の湿気が屋外よりも多過ぎる時には、調整のために換気する事はあります。この微調整も含めて『調湿』です)

ちょうど今は、来年の梅雨の過ごし方を試してみてる感じです。これでもう、来年の梅雨は怖くありません。せっかく、価値を感じて採用頂けた訳ですから、使える機能は目一杯使って頂けたら嬉しく思います。

住まいの耐震リフォーム博

2016年09月29日[更新]

ちょうど一年前、大分では初めて、行政とマスコミを巻き込んだ形でリフォーム博が開催されました。そして今年も「耐震リフォーム博」という名称で、10月1~2日の土日に、大分駅上野の森口で開催される運びとなりました。

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私も、4番の日本ハウジングのブースで対応させて頂く事になります。

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今回「耐震リフォーム博」という名称になったのは申し上げるまでもなく、今年の4月14日と16日に発生した地震を受けての事です。被害の大きかった別府・湯布院・庄内町では、今でも屋根にブルーシートが掛かったままのお宅があります。

福島で東日本大震災を経験し、復興工事に携わって来た私には、もし南海トラフ地震が来たら、地盤の液状化が広がり、家が傾く被害が相当出るだろうと想像出来ます。公的な補助金制度では、耐震基準をベースに判断されますが、実際に地震が来た時に受ける被害は、少し違った側面が影響して来ます。そういう事を実地で体験している私は、リフォーム工事の際には耐震基準とは別に、現実問題として考えられる減災対策を講じています。

こういう話しは、私から積極的に申し上げる訳にはいかないのですが、質問を受けた際には現実に即した減災対策のお話しをさせて頂くつもりです。

先日、大分市役所でお話しを聞いてみたら、大分市の耐震補助金(最大80万円まで)の枠がまだ残っているそうで、地震に対する意識はあっても、実際の耐震工事の実施はあまり進んでいない様です。そういう現実を考えると、私達から積極的に投げ掛けて、住まいの耐震化を進めていく必要があるように思います。

地震は、ある日、突然やって来るものですから、出来得る範囲での減災対策は行っておく必要があります。今度のイベントは、ちょうどいい機会だと思いますので、出来得る限り、質問にお答えさせて頂こうと思います。

浴室・洗面所工事

2016年09月24日[更新]

9月14日から始まりました浴室・洗面所工事が、内窓設置を残して、完成しました。大分県産の杉床湯布珪藻土といった自然素材を施工しましたので手間が掛かった面はありますが、工事中に発見した様々な問題箇所を全て解決した上ですので、施主様も大変喜ばれてますし、私としても「やれる事は全てやり切った」という感じです。工事完了時にこういう気持ちになっていれば、お客様にはご満足頂けてる事が多いです。

0.75坪でしたので、やむなく狭い浴室ですが、浴槽の形状や引戸の採用で、最大限の工夫はしたつもりです。段差も無くしています。

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断熱施工も出来る限りの事をやってますので、冬場になると今以上の効果を実感して頂けるはずです。

浴室だけでなく、洗面所も狭い空間でしたが、考えられる最大限の効率的な施工をしましたので、工事前よりも広く感じられてます。(内窓は、未施工)

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そして施主様は、珪藻土の壁に手で触れてみて、ホンモノの良さを実感されてるようです。ナチュラルストームの仕上げ模様も好評です。

まだ本格的に使い始めている段階ではないのですが、私が説明して参りました自然素材のメリット調湿・断熱効果も感じられてました。

今まで、日常生活の中で不満に感じられていた事が、浴室・洗面所に関しては一気に解決されましたので、早々に床下や玄関工事の相談も受けております。私としても、実際の効果を感じた上でご依頼頂いた方が、信頼関係の中で工事を進める事が出来ますので、是非そうしていきたいと思います。

今はご夫婦お二人の生活ですが、近くに住まれているお孫さん達が集まって来るお宅になればいいなと思います。家族が集うようになる事が、リフォーム工事の目的の一つですから。

明日から四日間、出張になりますので、その間はブログをお休みさせて頂きます。

お客様のご評価が力になります

2016年09月23日[更新]

㈱ホームチームでは、工事後にお客様の声をお聴きし、反省すべきは反省し、自分達自身の励みにもしております。先日来、このブログに工事の状況をアップさせて頂きましたお客様から、嬉しいお言葉を頂きましたので、ご紹介させて頂きます。ご依頼内容は、沈下した擁壁の対策工事です。

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読みづらいと思いますので、文面を記載させて頂きます。

*リフォーム前後でどう変わりましたか?

以前は、降雨の度に「大丈夫だろうか」といつも不安でしたが、今回の工事によって不安が解消され、精神的にも楽になりました。

*これからリフォームされる方へアドバイスをお願いします。

巷には多くのリフォーム業者がいますが、ホームチーム様のように専門知識を有し、依頼主の立場になって考え行動してくれる、本当の意味でプロと言える業者を選定して下さい。

*弊社へのメッセージ

様々なケースはあると思いますが、大分県内の「困っている人達」をホームチーム様の力でこれからも助けて頂きたいと思います。

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以上の通り、思わず飛び上がって喜びたくなるようなお言葉を頂戴しました。

こういうお言葉を頂けたのも、施主様が私達と一緒になって考え、自分達の考えもお話し下さり、一緒に問題解決していけたからだと思います。

私達が真剣に考え、対応して来たのは仕事として当然なのですが、私達が真剣に取り組めたのは、施主様が「あなた方に全てお任せします」という姿勢でご依頼頂けたからだと思います。もし仮に、私達に対して疑いの気持ちを持たれていたとしたら、私達も人間ですから、どこかに手を抜こうという気持ちが出て来たかも知れません。しかし今回のように、施主様から全幅の信頼を寄せられると、全精力を注いで問題解決に取り組んでいく姿勢になれます。

工事をしているのは確かに私達ですが、実は、施主様からの信頼感が全ての起点の様に私は感じています。

そういう意味でも、私はいつも、いいお客様といい協力企業に恵まれています

今回の工事に関しては、施主様の「不安が解消され、精神的に楽になりました」というお言葉を頂けたという点で、大成功だったと思います。ただし、これからも同じ状態を維持し続けなければなりませんので、継続フォローをさせて頂きたいと考えています。

施主様から頂けたお言葉に甘える事無く、更に気持ちを引き締めて取り組んで参りたいと思います。

キッチンわたなべ

2016年09月22日[更新]

大分市の下郡と宮崎を結ぶ道路沿いの津守に、美味しい日田焼きそばを売りにしている「キッチンわたなべ」さんがあります。この看板のお店です。

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日田焼きそばと言えば、鉄板で固く焼いた麺が特徴で、このお店のオーナーシェフも日田焼きそばのお店で修行し、腕を磨いたようです。これが、その焼きそば(650円)です。

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日田焼きそばらしく、もやしがタップリ使われてます。これでも良いのですが、私はもう一歩突っ込んで、目玉焼きそば(750円)を注文する事が多いですね。

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目玉焼きの卵黄を潰して焼きそばに混ぜて食べるのが、私の好みなんです。

そして実は、焼きそばではないのですが、オムライスが美味しいんですよ。

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サラダも付いて、これで750円です。味付けが良いだけでなく、ボリュームもありますので、男性でもこれで十分、お腹が一杯になります。

金曜が定休日で、夜は20時までですから、営業時間にはご注意下さい。

洗面所の杉床

2016年09月21日[更新]

私のお客様は、杉床が気に入られて採用される方が多いのですが、洗面所は浴室の脱衣場も兼ねてますので「濡れても水を吸わない仕様のものが良い」という方がいらっしゃいました。肌触りの良さを求められる方は「濡れてもすぐに拭くから大丈夫」と仰って下さってましたが、これからの一つのパターンとして、洗面所の床にはクリア塗装の杉床を採用してみる事にしました。

ちょうど今日、その第一号の施工が完了しました。こんな感じです。裸足で歩いても、フローリングやクッションフロアより良いです。

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今回は廊下は対象外でしたので、廊下の敷居・洗面所床・浴室の箇所の段差をなくしています

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無塗装の杉床に蜜ロウワックス塗りというのがホームチームの標準ですが、洗面所もクッションフロアにするよりは、杉のクリア塗装の方が遥かに良いなと感じましたので、これからはこのパターンでいきたいと思います。施主様からも好評でしたので、それが最大の決定要素です。

隅の部分の出っ張りも、このようにキッチリ納めてますよ。

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(巾木が入る前の写真で、申し訳ありません)

ご近所の方からも何名かの方から声が掛かって工事に関心を持たれているようですので、施主様と親しい方に実際に見て頂き、意見をお聴きしてみたいと思います。

解体現場は勉強になります

2016年09月20日[更新]

今朝は大分にも台風が来ましたので、工事が出来るかどうか心配だったのですが、本当に運のいい事に、部材を荷卸しするタイミングと合わせるように雨が止みまして、お蔭様で予定通りの工事(ユニットバス組立)を行う事が出来ました。

今回のお客様宅では、タイル風呂の壁全面にカビが生えており、何をやっても無くならず、いつも悩まされていたそうです。結果には必ず原因があるもので、解体してみたら必然的に原因が見えて来ます。そうしたら下の写真の通り、洗い場の土台が腐ってしまってる状態でした。手で触ると、このようにボロボロ落ちてしまいます。

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なぜ、こんな状態になったのかと申しますと、解体してみたら壁裏からビニールシートが出て来ました。恐らく、湿気を通さないようにするつもりだと思いますが、この事がかえって湿気を閉じ込めてしまい、しかも壁面全体に閉じ込めてしまったため、壁面全体がカビてしまってました。湿気の発生源は、洗い場の目地と給水管でした。

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こういう施工を見ていて思うのですが、昔の土壁の家はなぜ、湿気問題が無かったのだろうかと考えないのでしょうか?人間の浅知恵は、自然界の摂理に敵う訳がなく、なぜ、1000年以上の長きに渡って取り組んで来た大工さんや左官さん達の知恵を活かそうとしないのでしょうか?

今回の問題に対する私の解決策は、ユニットによって浴室内から水漏れしない様にする事、そして高断熱床下調湿です。細かい施工に関しては、ここでは掲載しませんが、見た目の仕上がりは同じでも、見えない部分でどういう施工をしているのかで、これまでの悩みから解放されるのか、同じ悩みを持ち続ける事になるのか、が大きく異なって来ます。

施主様には、毎日現場で事細かに説明させて頂いてますので、工事中なのですが既に、効果を確信頂けているようです。工事中の写真はあまり掲載出来ませんので、組立完了時点の写真だけ掲載させて頂きます。

今までは開き戸だったのですが、軽くて広く使える引き戸にしました。浴槽は魔法びん浴槽で床はほっカラリ床です。そこに更に付加断熱してますので、冬の寒さから解放されます。

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今回工事での湯布珪藻土塗りは洗面所だけで、洗濯物の室内干しをする場所がありませんでしたので、浴室暖房乾燥機を入れました。これで、梅雨時に洗濯物で悩まされる事もなくなります。浴室が干し場になる訳です。

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まだダンボールの養生を剥がしてませんが、手すり機能のあるスライドバーやエアインで節水効果のあるシャワーを採用してますので、高齢者もお子さんも、楽しみながら入浴出来る様になると思います。

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今回のお客様から喜ばれてるのも、単に新しいものに換えるだけでなく、今までのお悩みを解消し、寒さからの解放と共に、ご家族全員が楽しめる仕様にしているからだと思います。そういう提案力をつけるためにも、解体現場で勉強する事は非常に大切だと今回も感じました。

材木屋さんのオススメ

2016年09月19日[更新]

日本ハウジングとホームチームでは、住まいの床材として地元大分の杉材をオススメしています。理由は、柔らかくて肌触りが良くて、暖かいからです。杉床の上に寝っ転がると本当に気持ち良く、ついウトウトしてしまいます。

そして私達も日夜革新を続けていくため、取引先の方々と切磋琢磨している訳で、大分の杉床を作っているメーカーの方から「研ぎ出し加工がいいですよ」とオススメされ、サンプルを頂きました。私達がいつも使っている杉床は、次の写真の様に表面がツルツルです。私はこれが気に入ってます。

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そして次の写真が研ぎ出し加工品です。

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木目がハッキリしていて、実は触ると木目部分が若干、波打って浮いてるんです。イメージとしては、屋外の壁に張っている古くなった杉板の木目が波打っているのと同じなんです。(と言って、分かりますかね?)

私には、そういうイメージしかないので、研ぎ出し加工品が良いとは思えないのですが、どうなんでしょうか?出来れば、試験的に事務所にでも張ってみたいのですが、半年前にやったばかりですから、そうもいきません。

そうなると、メーカーの人に相談して、小さなサンプル台を作ってもらうしかないですね。ひょっとしたら私の感覚が正しくないのかも知れないので、あくまで相談しながら進めていきたいと思います。何にしても、提案は一度受けてみて、検証まではやってみないといけないですね。ひょっとしたら、お客様に大ウケするかも知れないし。

工事後の感想

2016年09月18日[更新]

9月上旬一杯、このブログにも情報アップして来ました擁壁保護工事について、施主様に工事後の感想を聴いて参りましたので、その時のお話しをアップさせて頂きます。工事のビフォーアフターは、次の通りです。

これが工事前の状態。

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雨が続くと、フェンス側の地面に雨水が浸透していき、フェンスごと、地盤沈下して来てました。計測してみると約25cmの沈下で、地割れが出来て、雨や地震の度に地盤沈下が進行していたそうです。

原因は、大きく言えば以下の4つでした。

①沈下した箇所は、地山が無かった場所に盛土していた

②盛土したのも、粘土質のモノではなく、粒の大きな水が浸透しやすいものだった。

③そのため、盛土した箇所に立てた擁壁の下から土が流れ出していた

④家屋のある側に排水溝があるにも関わらず、擁壁側に雨水が流れる勾配を設けていた。

これを施主様にも現場で確認して頂いたら、大変納得されてました。費用をいくら掛けても良ければ、擁壁を壊して一から作り直せばいいのですが、そうすると莫大な費用が掛かってしまいます。私達、リフォーム屋の役割は、完璧ではなくても、施主様の意向に沿った最低限の仕様で「ここまでやっておけば、安心です」といった仕様と見積を提示する事です。

そこで対策を以下の通り、立てました。

①擁壁を作り直すのは大きなコストが掛かるので、壊れている箇所は、補強と補修をする。

②土を掘り返すのも大きなコストが掛かるので、勾配を取り直して、雨水が擁壁側に浸透していかないようにする。

③雨水が出来るだけ浸透していかないよう、擁壁よりも手前側で、U字溝から排水溝まで排水されるようにする。

④固い地盤からフェンスまで、コンクリを一体化させて沈下防止対策とする。

以上の考えで完成したのが、下の写真です。

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この写真では、勾配が分かりづらいのですが、真ん中のグレーチングの箇所にU字溝が敷設してあり、ここが一番低くなっています。そして、縁石辺りから地中を通って道路の排水溝へ流れていくようにしました。勿論、ここに至るまで、下地固めや補強方法には様々な工夫があります。そういう細かい点はさておき、雨水の浸透と盛土が原因だと分かりましたので、こういう対策が打てた訳です。そして、奥様も仰ってましたが「雨が降っても全く溜まらずに排水されていく」との事で、枕を高くして休めるようになったそうです。こういう、心の負担感が軽減された事が、私にとって何よりの喜びです。今回の対策を打たなかったら、擁壁が崖から落ちていた可能性もあったので、本当にホッとしました。

リフォームで取り組むのは、多くの場合、初めてで難しい問題に直面する事が多いのですが、克服していく度に私の力も付いて来ます。これからも、難しい問題にチャレンジし続けていきたいと思います。

今回は、本当にいい仕事が出来ました。

太田旗店さん、150周年感謝祭

2016年09月17日[更新]

大分市内でも最も長く続いている会社の一つであります、慶應2年創業の『太田旗店』さん府内本店で、150周年感謝祭が今日明日の二日間、開催されてます。10時オープンだったのですが、仕事の都合もありましたので、人の流れが一段落した15時頃に、私も参加させて頂きました。これがイベント案内のチラシです。

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入口はこんな感じです。午前中は大変な混雑だったそうですが、15時でも来店者が絶えない状態でした。

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全て、太田旗店さんオリジナルデザインの商品ばかりで、ワゴンにも、こんなお買い得品がありました。

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私がここで購入したものは、これです。

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狭い路地を通り、裏手にあります和雑貨の笑心太(えこた)でも、セールをやってました。こちらには人気商品が多いのですが、30%引きのセールだそうです。

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頼まれていたものも含め、ここで私が購入したのは、これです。

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これは、姪から頼まれた名刺入れです。

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太田旗店さんは、ものづくりの力だけでなく、デザイナーのセンスがいいので、プレゼントに最適です。私が贈る方にも、喜んで頂けると嬉しく思います。

明日(18日)の18時までやってますので、大分市近郊の方は是非、訪問されてみて下さい。トキワ本店に隣接してますので、街のど真ん中です。