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暖かいお風呂

2016年05月27日[更新]

これから暑い夏を迎える季節ではありますが、先を見越して、暖かい今のうちに工事しておくと備えになるオススメリフォームは、タイル風呂をユニットバスに換える工事です。どんな感じに変わって、どれだけ暖かくなるのかを体感されたい方は、是非、金池店舗の2階を見学にいらして下さい。セットされているのは、高齢者の方がいらっしゃるご家庭にオススメな、TOTOサザナFタイプ(ベンチカウンター)です。これは、TOTO大分ショールームでも見る事が出来ない商品なんです。

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このお風呂の特徴を挙げれば非常に多いのですが、一部だけ簡単にご紹介しますと、

①ベンチに座ってシャワーが浴びられるため、風呂椅子が不要で、その分、洗い場が広く使える

ベンチに座って浴槽に出入り出来るため、足が上がりにくい人も動作が楽。

手すりが他の用途と一緒になっているので、あまり出っ張りにならずに使用出来る。スライドバー、背もたれ、浴槽の縁、など、動線に沿って手すり機能があります。

④介護の際、正面から洗えるので、姿勢が楽です。

⑤ほっカラリ床なので、足元が柔らかくて暖かい

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浴槽に汚れがつきにくい。(洗剤は使用せず、残り湯とスポンジで洗い流しているだけで、下の写真の様に全く汚れません)

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そして何より、この写真には表れていないのですが、

⑦壁裏や床下に、完璧な断熱・調湿施工をしていますので、お湯がほとんど冷めません

ホームチームにご依頼頂ければ、単にユニットバスに交換するだけの工事と比較にならない位、暖かくて快適なお風呂に換える事が出来ます。

では、具体的にどういう工事をしているのかについて、関心のある方は、金池店舗にいらして、安部までお声掛け下さい。普通は目に見えない施工の工夫について、写真入りでご説明させて頂きます。ホームチーム金池店舗では、リフォームによって、どんな感じで快適さを感じられるかが体感出来る様になっていますので、是非、お越し下さい。

床下湿気問題の解決

2016年05月26日[更新]

床下の湿気問題に悩まされてる方は多いのではないでしょうか?長年、湿気問題に取り組んで来た私達が自信を持って言えるのが「床下の湿気問題は、住まいに関するあらゆる問題の原因になっている事が多い」という事なんです。

次の写真のように、床下にカビが生えていると、シロアリの原因になったり、屋内に舞い込んで気管支に悪影響を及ぼす事態をも引き起こしてしまいます。

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床下の構造や周辺の環境条件によっても対応方法が異なるため、実際の対策工事ではケースバイケースの調査を行った上で判断を下す事が必要なのですが、一つの方向性としては、次の写真のような床下調湿材を全面に敷き詰める工事を行う事が対策となって来ます。

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こうしておけば、床下の湿度は、一年を通して60~70%程度で安定しますので、シロアリやカビの問題から解放されます。しかしながら、実際の施工に関しては、事前の温湿度調査や、現場の状況に合わせて異なる対応が必要になって来ますので、かなり込み入ったノウハウが必要になって来ます。

私達は、これまで床下湿度100%の現場も改善して来てますので、必ず解決出来ます。お困りの方は是非、お声掛け下さい。今日も1件、床下の湿気問題を解決しました。

土壁の威力

2016年05月21日[更新]

私のような仕事をしてますと、古いお宅や土蔵を拝見させて頂くケースがあります。今日は、その際に発見した面白い現象をご紹介します。こちらのお宅の倉庫は、130年以上前に建てられていた土壁の土蔵と、鉄骨造の倉庫の2種類で構成されてまして、別々の倉庫に置かれていたミシンの傷み度合いの違いが顕著だったんです。

最初に見て頂きたいのがこちら。85歳のおばあちゃんが若い頃に使われていたミシンです。注目して頂きたいのは、右端の木部の傷みです。

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右下に下がってますよね?湿気の影響で反ってるんです。アップで見ると、こんなに傷んでいます。

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こうなってしまったのは、長年に渡って鉄骨造の倉庫の中へ置かれていたため、木部が大量の湿気を吸ってしまい、腐ったためです。

ではもう一つ、おばあちゃんの姑さんが使われていたという、もっと古いミシンはというと、こんな状態でした。

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アップで見ても、何も問題ない状態です。

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こちらのミシンが置かれていたのは、築130年以上になる土蔵なんです。土蔵は、分厚い土壁が湿気を自働的に調整してくれますので「夏は涼しく、冬は暖かい」という空間を実現してくれます。

その証拠に、同じ土蔵の中に置かれていた、古い勘定帳もこの通り、全く損傷はありません。カビも生えてません。

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私達が湯布珪藻土塗りをしている部屋も、この土蔵と同じ効果(いや、それ以上!)を発揮します。湯布珪藻土の空間で生活していると、服や皮物だけでなく、人間も長持ちします。

こういった場面に出くわす度に「昔の左官さんは、偉かったんだな」とツクヅク感じて、尊敬の念が増して来ます。

余談ですが、明日から出張に出ますので、ブログは休止して、5月26日(木)から再開致します。

唐揚げ専門店発祥の店

2016年05月20日[更新]

私の生まれ故郷宇佐は「唐揚げ専門店発祥の地」として有名になりました。私が高校生まで過ごしていた時は、何とも思っていませんでしたが、大分県外に出てみると「大分県人ほど唐揚げをたくさん食べる県民は他に無い」という事を実感します。他地域との比較は別の機会に譲るとして、今日は「宇佐の唐揚げ専門店発祥の店」をご紹介致します。

国道10号線の四日市交差点を門前町方面に曲がって、トキハの前にありますこの看板の店が、唐揚げ専門店発祥の店:天下とり(来々軒)さんです。

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お店の横には、石碑も立ってますから、間違いありません。

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創業者は、この店のオーナー:福田さんですが、今は息子さんに代を譲っているようです。奥様は今でも、お店でバリバリ働かれてます。

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宇佐唐揚げ専門店と言えば、通常は夕方からオープンして持ち帰り専門なんですけど、来々軒さんはご自宅を改装し、今では持ち帰りと食堂の両方を経営されています。ここでのオススメメニューは、この唐揚げ定食です。

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大分県外の方がこの唐揚げを食べたら「こんな美味しい唐揚げ、食べた事無い!」と驚かれると思いますよ。私がお連れした県外の方は、皆さん、そういう反応でした。あまり油っぽくも感じないんです。店長の福田さんにコダワリのポイントを聞いた事があるのですが、水・塩・鶏・片栗粉・油等、全て徹底的に研究し尽くしていて、全くの妥協を許さない姿勢で臨まれてます。宇佐の唐揚げ専門店は、全ての店でオリジナルな味付けをしているのですが、聞くところによると「魔法の粉」というものもあるそうなんです。しかし今のところは、この事については謎です。

2014年の夏に公開された映画:カラアゲ☆USAの中で、主人公(高橋愛さん)がこだわっていた油の温度:172℃というのは、福田さんの技術指導によるもののようです。「油は172℃やけん!」というのが、有名な言葉になりました。という事は、10℃刻みのIHでは、本当の味は出せないという事ですね。料理の奥深さを感じます。

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来々軒さんには、他のメニューも色々あるのですが、語ると切りがないので、この辺にしときます。

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宇佐のキャラクター:USAカラちゃんの写真も、アップしておきます。

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USAカラちゃんには、宇佐のイベントで、お目にかかるかも知れません。

竹瓦温泉

2016年05月19日[更新]

今日は、温泉紹介をさせて頂きます。別府温泉の代表として紹介される事の多い『竹瓦温泉』です。この建物は昭和13年建造で、登録有形文化財にもなっています。正面が唐破風屋根、建物としては入母屋造りだと思いますが、ちょっと複雑な造りで、手が込んでいます。

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竹瓦温泉でも他と同じく、出入りの際にはここにお参りします。

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建物内部も、昔の風情が残されていて、天井の高さが特徴的です。

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男湯に入ると、このような脱衣場があり、

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脱衣場から階段を降りると浴場になっています。

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他の温泉と同じく、ここも浴場内部に源泉がありました。泉質は、含食塩土類重曹泉だそうです。

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風情があって、中々いいお風呂なんですが、入泉料はたったの100円です。砂蒸し風呂もあって、そちらは1,030円です。

場所は、別府の繁華街から近いので、観光でお越しの際には、立ち寄られる事をオススメします。

来週から湯布院通い

2016年05月18日[更新]

湯布院にお住まいの方から正式にリフォーム工事のご依頼を頂きましたので、来週後半から暫くの間、湯布院通いの日々が続きそうです。今回のお客様宅では、震災被害はそれほど大きくなかったのですが、天窓や屋根の藻からの雨漏り対策、それから水捌け改善の必要性がありましたので、工事を請け負う事になりました。

という事で今日は、地震による被害が報道されていた湯布院の現状を、簡単にご紹介致します。

湯布院盆地の全景が見える狭霧台から眺めてみると「湯布院は沼地なんだな」という事が改めて分かります。

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由布岳を見上げてみると、山の上の方で若干、地滑りが起きてるようですね。余震が落ち付いて来ましたので、これ以上の被害に繋がらない事を祈っております。

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しかし復興はかなり進んで来てまして、中心街に行くと、外国人観光客の姿が目立つようになって来ましたし、人力車も走っていましたよ。(写真は取り損ねましたが)

そしてたまたま運が良いと「ななつ星in九州」を見る事も出来ます。これは、湯布院での最大の楽しみですね。私は、踏み切り待ちの時に出くわしました。

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湯布院にいると、色んな楽しみがあるのですが、復旧工事が進んでいない現状では、住まいの再建で困っている方をお助けする機会を作る事の方が先決です。解体している家屋を見掛けますが、直そうと思えば直せる家ばかりなんです。「壊してしまうのではなく、家を直して住み続けたい」と思われてる方と巡り合って、相談を受けたいと心より願っております。これからの湯布院滞在をいい機会と考え、一人でも多くの方のお役に立てるよう、取り組んで参りたいと思います。

ホームチームの協力者

2016年05月17日[更新]

会社は、お客様や社員さんだけで成り立っている訳ではなく、数多くの協力企業の方々の力で支えられながら事業運営が出来ています。今日は、その中の一人、アキレス㈱の若きエンジニア:神山さんをご紹介させて頂きます。この方です。

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アキレスさんは、シューズで有名な会社さんですが、住宅用の断熱材も製作しており、ホームチーム金池店舗の2階部分で、アキレスさんの断熱材(NDパネル)を採用させて頂いてます。アキレスさんでは、自社の断熱材を施工した住宅の温湿度データを把握したいという事で、工事完了後もずっと、屋内外の色んな場所に温湿度計を置いてデータを採り続けています。今日も屋内は、エアコン運転無しでも快適な状態だったので、神山さんも驚かれてました。(湿度が常時50%程度ですので、極めて快適です)

<温度>

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<湿度>

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これからも引き続き、1年以上に渡ってデータを採り続け、断熱効果の資料を作成されるそうです。1年後には、カタログになるかと思いますので、私も楽しみです。

そして、神山さんがこれまでに調べて分かった事を分かりやすい資料にしてお持ち下さいました。この結露の資料は分かりやすいので、私も使用させて頂きます。「温度が下がるほど、コップの大きさが小さくなるので溢れてしまい、それが結露になっている」という説明でした。

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こういった対策の方向性も、打ち出されてます。

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この方向性に沿った具体的な方法(「どうすればいいのか?」)は、私が考える分野ですので、リフォームプランの際に、私からお客様にお話しさせて頂きます。

これから重要になって来る、次のようなテーマについても、神山さんの見解をまとめてくれてます。

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具体的な内容は公表出来ませんが、こういったサーモグラフィ等を使って実証データで検証しようとしてる点は、さすがメーカーの方だと感心しました。

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ホームチームの金池店舗では、アキレスさんと一緒に創り上げた理想的な温熱環境を体感出来るようにしていますので、皆さんも是非、お越し下さい。神山さんの採ったデータと分かりやすい説明資料によって、健康的で快適な住宅が普及していくように、私も一緒に取り組んで参りたいと考えています。神山さん、これからも宜しく!

宇佐の新名物

2016年05月16日[更新]

私の故郷:宇佐は、最近、Yahooのトピックスにも登場するほどの話題になっているものがあるんです。記念撮影に寄って来る人も多いとか聞いてます。それが、この写真です。

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おかしな事に気付きましたか?これ、宇佐駅の1番・2番ホームの2箇所に設置している駅名標で、宇佐をアルファベットで書くと「USA」になるという事で、JR九州が駅名標を作り直す際、こっそりと星条旗に似せたデザインにモデルチェンジしたそうなんです。遠くから見たら星条旗にしか見えませんが、近くでよく見ると「八幡総本宮宇佐神宮」と書かれてます。宇佐駅に立ち寄られる際には、必ずチェックして下さい。

そしてもう一つ、あまり知られていない珍百景として地元民で有名なものが、次の写真です。

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宇佐駅のすぐ真横にあります、地元で栗山(くりやま)と呼ばれている、小高い丘のような山の上にあるものです。これは、近所の有志が作ったもので、恐らくハリウッドを模したものだと思われます。「一体、何のために?」と言われても「面白がって」という事ではないでしょうか?国道10号線から見えますので、通り掛かりに気にして下さい。

運転で疲れた際の、ほんの束の間の息抜きになれば、幸いです。

天心軒

2016年05月15日[更新]

私のブログには「震災対応」「湿気問題」「グルメ情報」「温泉情報」「泥団子教室」等の話題をアップしてまして、私のFacebookからもご覧頂けるようにしています。そして、これらの中で最も反応が多いのが「グルメ情報」なんです。4月の地震以来、別府を訪れる大分県外からのお客様も少なくなってますので、今日は別府でとっておきのお店をご紹介させて頂きます。

所在地は、別府市鶴見なんですが、地元の人の感覚では「荘園(そうえん)」といった方がピンと来ると思います。鶴見丘高校よりも一本北側の通りの三叉路の辺りにあります、この看板が目印です。

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実は私もまだ、全てのメニューを制覇した訳ではないのですが、それには理由があるんです。鶏天定食があまりに美味しいので、他のメニューを食べようとしても、どうしても鶏天定食の誘惑に負けてしまって、全メニュー制覇を先延ばししてしまっているんですよ、恥ずかしながら。その絶品の鶏天定食がこれです。既に食してる私は、これを見るだけでお腹がすいて来ます。それほど油っぽく感じませんので、恐らく、油は常に新しいものを使用しているんだろうと思いますが、今度お店の人に、美味しさの秘密を聞いておきます。

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名古屋コーチンの里からも、2名のお客様をご案内してるんですが、二人ともあまりの美味に、無言で食べてましたね。豊後鶏天の勝利です。

元々、天心軒さんはラーメンからの発祥みたいで、この豚骨ラーメンも美味しいんですよ。ラーメン専門店としても、レベルの高い大分県にあっても十分通用する味です。写真を見ただけで、美味しさが伝わりますよね?

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そしてまた餃子も虜になってしまいそうな位、美味しいんで、つい追加注文してしまいます。

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実は、ニラ豚炒めも、写真撮るのを忘れる位の美味でした。

天心軒さんは、美味しいメニューが豊富ですので、複数人で行って、単品を全員で分け合って食べるのがオススメです。その方が、食べる側の満足度が上がりますし、リーズナブルに楽しめます。

お店の人から「うちの名物は冷麺なんですよ」と言われてますが、中々、そこまで到達しません。他にも、私が未開拓で美味しそうなメニューがたくさんあります。

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<画像をクリックすると、拡大して見れます>

他のお客さんが注文するメニューを聞いてても「天津飯」「チャーハン」という声も良く聞こえて来ますので、楽しみは尽きないのですが、そのためにはまず鶏天定食の誘惑に打ち勝たなくてはなりません。

別府を訪問される際は、必ずチェックしておくべきお店です。木曜が定休日ですので、ご注意下さい。

珪藻土の泥団子教室

2016年05月14日[更新]

日本ハウジングでは、お客様感謝祭等で行っていた珪藻土の泥団子教室ですが、ホームチームとしては、これまで店舗が無かったという事もあって開催してませんでした。しかし、泥団子を知ってる方からの声もあって、どういう形態での開催にするかはこれから検討していきますが、今回は出張泥団子教室を開催させて頂きました。

人数が増えては、私が対応出来なくなってしまうため、今回は二人のお子さんにしか声をかけてなかったのですが、やり始めてから定員オーバーになる位の参加者になりました。

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初心者とは思えないような器用なお母様が二人、お手伝いしてくれたお陰で、何とかピカピカな泥団子が出来上がりました。(写真の掲載については、皆さん、ご了解下さってます)

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皆で頑張って作ったピカピカ泥団子ですから、乾燥するまで磨き上げて、宝物にして下さい。他にも色がありますから、またやりたいと思います。具体的な用途としては、湿気取り臭い取りになりますよ。

私が嬉しかったのは、皆さん、とても楽しそうにされていたという事です。珪藻土の泥団子に使用しているのは、徹底的に厳選した良質な自然素材ですので、手に触れるだけでも何かを感じて頂けるものと思います。そして、珪藻土の泥団子を作った子供達の中から、近い将来、環境問題に関して私達を遥かに越える研究成果を上げてくれる人達が生まれて来る事を願ってやみません。質問がある方は、私も持ってるものを全て出し切るつもりでお答えしますので、いつでもお知らせ下さい。