震災復興工事

耐震工事によって事前に備えを行う事と共に、実際に震災が発生して被災した際に、実際に復旧工事が出来る経験も重要です。福島県で3年に渡って経験してきた復旧工事の事例をご紹介させて頂きます。

震災復旧工事

2016年4月14日に端を発した熊本・阿蘇・由布地方の地震では、家屋に被害が出て、大分県内でも多くの方々が避難所生活を余儀なくされました。実際に被害に遭うと耐震工事の重要性を認識されるのですが、大地震で被害に遭ってしまってからでは後の祭りで...MORE

排水工事は大切です

比較的最近に起きた大震災の経験から、以下の事が分かって来たと思います。   ①地震被害を最低限に抑えるには、建物の耐震性以上に地盤の問題が重要です。 ②特に、東日本大震災のようなプレート型地震では、揺れが大きく、...MORE

横ズレの補強対策

東日本大震災のようなプレート型の大震災では、大きな横揺れが長時間、続きますので、基礎が横ズレするという被害は発生して来ます。 基礎が横ズレしたという事例に、私は今のところ大分県では遭遇していませんが、基礎自体の強度が不足した家が被災す...MORE

軟弱地盤の補強・再沈下対策

私の知人から「地震によって家が沈下した時、ジャッキアップした後の再沈下対策はどうするんですか?」という質問がありましたので、具体的な実例で答えたいと思います。ただし、再沈下対策に一律の方法は無く、被害の状況と、施主様がその後どれ位、住まれる...MORE

直せない家は無い

2016年4月の熊本・阿蘇・由布・別府地方の大地震では、多くの家屋で瓦が落ちる被害が多数、出ていました。しかしながら大分県内では、大部分が一部損壊の罹災判定で、半壊に至ったケースは稀だったようです。これはどういう事なのかと申しますと、地震の...MORE

原因を探って手を打つ

「原因を探って、有効な打ち手を講じる」と言葉で言うのは簡単ですが、実際に大変な場面に遭遇すると、そういった思考回路が回らなくなるというのが、現実の様です。特にここ数年、頻発しているような大震災に遭遇した場合「今までに経験の無い事なので、見た...MORE