今年も耐震補助金が開始

2017年05月12日[更新]

昨年までと同様、今年度も昭和56年以前の木造建築に関して、大分県内の各市で耐震補助金が実施される事になりました。各市の建築指導課に相談に行くよりも、私のところへ相談に来て頂ければ、私が市役所への手続きを代行させて頂きますので、下のフローの通り、途中のステップからショートカットする事も出来ます。

耐震補助金を受けるには、既存建物の耐震診断が前提になり、これに対しては3万円の補助金を受ける事が出来ます。

その上で、耐震改修工事を実施した場合、工事金額の3分の2まで、最大80万円の補助金を受ける事が出来ます。

耐震工事では、どういった事をするのか、代表的な方法を少しだけご紹介しますと、例えば、重い瓦屋根から、板金やコロニアルの軽い屋根に葺き換えるというやり方もありますが、費用面も考慮すると、実際には既設壁を耐震壁に補強するやり方がメインになります。

例えば次のように、耐震補強が必要な壁に対して、桁・柱・土台を専用の金物で緊結し、

そこに専用の耐震壁を施工します。

こういった壁を、家の強度バランスが取れるように設置していくのが耐震改修工事です。ある箇所だけ必要以上に強くすると、強度の弱い箇所に力が集中してしまい、かえってバランスを崩すため、大きな地震の際は家が倒壊してしまう事になり兼ねないからです。

私は福島県で東日本大震災直後から3年間の復旧工事実績があり、全壊認定の家も直して来てます(その後、再沈下はありません)ので、机上計算に基づいた耐震工事だけでなく、実際に地震が来た時の被害を小さくする工事提案が出来ます。

熊本地震以降も、全国各地で小規模な地震が続いています。長く安心して生活していきたいとお考えの方は是非、ご相談下さい。きっと、お役に立てると思います。

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