今日は、大分の事業者向けに、年金・社会保険・労働保険の説明会が開催されましたので、参加して参りました。こういう場で話しを聞いていると、国の政策がどういう方向に進んでいっているのか分かって来ます。特に深刻になって来るのが「医療費の伸びをいかに抑えるか」といった事で、そういう点から「健康経営」というお話しが大きなテーマの一つでした。
これから深刻化して来る問題を提起しているのが、このグラフです。
賃金は低下傾向に向かうのに対して、医療費は右肩上がりに伸びていく、という事を表しています。
今日のお話しでは、一つは「出来るだけ医療費を遣わずに済むよう、生活習慣病に注意しましょう」という事。
そのためにも「事業所から社員さん達へ、健康経営(生活習慣病の予防対策を組織的に行う)を積極的に働きかけていきましょう」という事でした。
私が携わっているリフォーム業は、建築に関わる事ですので、建築の観点から求められる対応があります。それが「屋内のどこでも、温度差の無い家」です。
建築的な観点から問題視しているのは、下の図です。生活習慣病に陥った方の体を最終的に痛めつけてしまうのは、屋内の温度差による血圧の急激な変化なんです。
一般的な話しとしてよく耳にするのが、エアコンや床暖房に頼った暖房で、強制的に温度を上げていこうとする取り組みです。しかし、その結果、エネルギーの大量消費へ繋がって来ています。
そこで、ホームチームや日本ハウジングが取り組んでいるのが「自然素材の力を活用して、省エネと温度差の無い家との両立を図ろう」という取り組みです。私達としては既に、この問題への解決策を提示出来ています。
リノベーションでは「下戸次のモデルハウス」。リフォームではホームチームの店舗になっている「金池モデルハウス」です。特に、暑い日や寒い日に来て頂ければ、その効果を体感出来ます。
今日は、日本ハウジングとホームチームが、大分県産材を活用する事で、先々のあらゆる問題を解決出来ている事を広めていく必要性を強く感じた講習会でした。私もまだまだ、広報の努力が足りていないと反省です。