今日は、鉄輪温泉の中でも、レトロ感溢れる周辺環境にある『谷の湯』さんをご紹介させて頂きます。人通りの多いメインストリートから外れてますので、ちょっと分かりにくいかも知れませんが、昭和の時代に舞い戻ったような通りを歩いて行くと、一段低くなった場所に、こんな看板が目に入って来ます。
受付で150円の入泉料を払って、こういう階段を降りていきます。これも風情がありますよね?
このように、文字のかすれた古い看板も、歴史を感じさせます。よ~く見ると「谷の湯」という文字が薄っすらと見えて来ます。
そしてお風呂に入ると、突然目に入って来る不動明王様に度肝を抜かれます。
この下は、以前、源泉が沸いていた場所だったのではないでしょうか?
そして浴槽には源泉掛け流しの湯が次々と流れ込んでいき、澄んでいます。
源泉掛け流しの湯以外、近代的な施設は何もないのですが、その事がかえって魅力になっているのが、この谷の湯さんです。
こんな鄙びた温泉で、不動明王様に見守られながら浸かっていると、心が洗われたような気がしてきます。大分県外の方には珍しいと思いますので、特に、オススメです。