通常のリフォーム工事では、大分県内在住の職人さんとタッグを組んで問題解決に取り組んでいますが、築100年以上の社寺・古民家や通常の材木屋さんでは扱っていないような銘木を使用する案件の場合、専門的な知識と対応力を持った人の協力が必要になって来ます。こういったケースでは、弊社は100年以上に渡って曳家(ひきや)をやって来た『五代目 源右エ門』という名古屋の会社と協力関係を結んでいます。今は代を譲っているのですが、前の社長である『四代目 源右エ門』さんが現場経験豊富ですので、今回、大分までお越し頂きました。この方です。
この会社では代々、社長になると「源右エ門」という名前を襲名しており、今の社長が五代目源右エ門ですから、創業約130年の会社さんです。
そもそも私が源右エ門さんとお付き合いを始めたのは、最初は取引先銀行の方からの紹介だったのですが、実際に仕事上で繋がりが出来たのは、私が福島県で東日本大震災に遭って、自分達ではどうにも対応出来ないような全壊や大規模半壊の住宅を直す際に協力頂いてからです。この会社さんは、私が依頼するどんな難しい工事でも何とか対応してくれるので、いつの間にか、私にとって不可欠な存在になってしまいました。
こういう事はあってはいけない事ですが、もし、予想されているような南海トラフ大震災に襲われた場合、源右エ門さんにも大分に駐在してもらって、大分の方々のために働いて頂きたいと考えています。
今回も実は、昨年4月の震災で被害に遭った建物の復旧工事の相談でした。実際に工事する事になると、こんな車が大分県内を走る事になります。無茶苦茶目立ちますので、私の知人から、多くの目撃情報が寄せられる事でしょう。
源右エ門さんの工事は、福島県でも多くの方々から感謝されましたので、大分でも同様の活躍をして頂いたいと考えています。