6月12日の本ブログに「歴史に学ぶ」というタイトルで回天神社の事を書かせて頂いた際、複数の方から反響がございましたので、その続編として、宇佐市歴史資料館のご紹介をさせて頂きます。こういう建物です。
ここに何があるのかと申しますと、映画『永遠の0』で使用された零戦21型が常設展示されているんです。
百田さんも、いらしていたようです。
実はこの零戦21型、映画撮影が終わってから、宇佐市が買い取ったそうなんです。ではなぜ、宇佐市が買い取ったのかと申しますと、太平洋戦争の際、宇佐市に海軍航空隊があって、真珠湾攻撃や特攻隊の訓練をしていて、零戦とは非常に縁が深い土地柄だったという事なんです。
ですからこの付近には、掩体壕という、当時、零戦を格納していた倉庫がたくさん残されています。
以前、滑走路だった箇所は、農道になっています。
そしてまた、この近くには、空襲によって出来た爆弾池が、一ヶ所、残されています。
戦時中の事を知ってる方は少なくなって来ましたが、宇佐には当時の遺産が残されています。通過する機会があれば、是非、お立ち寄り下さい。