暑さや寒さの基準として、一般的に語られるのは「温度」ですよね?これについては尤もなんですが、温度だけを指標とするよりも「湿度」も考慮に入れて生活すると、省エネに繋がるだけでなく、色んなメリットが出て来ます。
例えば温度が20℃でも、湿度が30%と60%とでは体感温度が大きく異なって来ます。湿度が低いほど体感温度が下がり、湿度が高いほど体感温度が上がるんです。湿度の高い夏場にエアコンの効いた部屋にいると気持ちいいのは、エアコン自体が除湿しながら運転してるからです。
湿気との付き合い方の難しさは45~65%程度の範囲に安定させる必要があるからです。この範囲内だと、人の体にいいだけでなく、少し位の温度変化があっても暑さ寒さはあまり感じなくなります。従ってこういう事が自働的に出来ると、省エネに繋がる訳です。そしてそういう環境を自働的に整えてくれるものが、私達がオススメしている『湯布珪藻土』なんです。
ホームチーム金池店舗の2階は、私が生活蒸気と自然換気だけで調湿してますから、湿度は常時55~65%程度で、屋外の汚れた空気も取り込みませんので、気管支の悪い方でも快適に過ごす事が出来ます。是非、体感にいらして下さい。
それから、過乾燥とインフルエンザの関係についても、少し触れさせて頂きます。インフルエンザウィルスは、湿度が30%以下になると急速に広がり始めますが、湿度が50%以上になると死滅するそうです。という事は、湯布珪藻土で調湿された環境で生活していれば、インフルエンザには罹らないという事です。実際、私も珪藻土で調湿された部屋で生活し始めたら、一度もインフルエンザに罹らなくなりました。
逆に、最も注意してほしいのは、飛行機を利用する時です。離陸して、雲の上を飛んでいる時、機内の湿度は何%だかご存知ですか?私は常に温湿度計を持ち歩いてますので、機内の湿度が最も低い事に気付きました。
これは、2015年12月20日のデータなんですが、機内の温度は27.1℃、
湿度は、わずか8%です。これだけカラカラな状態だと、すぐにインフルエンザがうつってしまいます。そして、湿度が低いので、27℃あっても全く暑くありません。
そこで教訓です。飛行機に乗る時は、1年を通して常にマスクをして乗り込みましょう。その目的は、口の周りの湿度を高くするためです。そうしておけば、風邪をひくリスクを抑える事が出来ます。私はこの事を始めてから、全く風邪をひく事がなくなりました。