震災による家屋の被害で不安な方へ

2016年04月29日[更新]

4月14日に端を発した熊本大地震により、多くの方々が被害に遭われ、今でも不安な日々を送られています。心より、お見舞いを申し上げます。

大分県でも、一部地域では震度6弱の地震が発生し、家屋に被害が出て、多くの方々が避難所での生活を余儀なくされています。こういう時に必ず起きて来るのは「不安を煽る情報」で、それによって多くの方が、更に大きな不安を抱く事態へ発展して来ます。

私は、2011年3月11日に福島県須賀川市のリフォーム会社で仕事をしていました。この時に東日本大震災が発生し、震度6強の揺れが5分以上も続いたため、甚大な被害を受け、それから3年間、震災復興工事に取り組んで参りました。

その中で学んだ最大の教訓が『壊れてしまっていない家は、必ず直せる』という事です。私が対応させて頂いた、被害の事例写真をご紹介します。震災によって、こんなに大きな被害を受けたお宅でしたが、工事によって、何の不安もなく生活出来るようになりました。(写真掲載に関しては、施主様のご了解を頂いてます)

①家の真下に断層が発生し、基礎が20センチ以上開いてしまいました。

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②地盤が西側に流れていったため、壁のクロスがボード毎、引っ張られて開いてしまってます。

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③勝手口の土間が西側へ流れてしまっています。

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自分の家がこういう事態になると「壊すしかない。資金的に無理をしても建て替えよう」と考えられるのではないでしょうか?

資金的に余裕のある方は、解体・新築をすると良いと思いますが、それほどの余裕がない大部分の方には「家を安全な状態に復旧工事して住み続ける」という選択肢を是非、検討頂きたいと思います。そして上記のお住まいも、地震が来ても安心して過ごせるまで、直させて頂いてます。

と申しますのが、昨日も九重町や湯布院町の被災住宅に伺った際「動かなくなったサッシは全部交換しないといけないと思ってた」「トイレのドアが閉まらなくなってるし、壁や玄関タイルに亀裂やワレが発生しているので、近いうちに別の場所に新築しないといけないと思っていた」といったお話しを耳にしたからなんです。実際、どちらのお宅も生活するには全く問題なく、サッシも全て動いて、戸締りも出来る様に対応致しました。

ラジオで耳にする報道では「応急対応で高額な請求をされた」というケースがあったそうです。そんな方は、是非、㈱ホームチームまでご一報下さい。東日本大震災での復旧工事の経験から、最もニーズに合った最適な解決方法を提示させて頂きます。

一人で悩む事無く、経験ある人に正しい診断をしてもらう事が、非常時には大変重要になって来ます。

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