月別アーカイブ: 2016年5月

ホームチームの協力者

2016年05月17日[更新]

会社は、お客様や社員さんだけで成り立っている訳ではなく、数多くの協力企業の方々の力で支えられながら事業運営が出来ています。今日は、その中の一人、アキレス㈱の若きエンジニア:神山さんをご紹介させて頂きます。この方です。

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アキレスさんは、シューズで有名な会社さんですが、住宅用の断熱材も製作しており、ホームチーム金池店舗の2階部分で、アキレスさんの断熱材(NDパネル)を採用させて頂いてます。アキレスさんでは、自社の断熱材を施工した住宅の温湿度データを把握したいという事で、工事完了後もずっと、屋内外の色んな場所に温湿度計を置いてデータを採り続けています。今日も屋内は、エアコン運転無しでも快適な状態だったので、神山さんも驚かれてました。(湿度が常時50%程度ですので、極めて快適です)

<温度>

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<湿度>

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これからも引き続き、1年以上に渡ってデータを採り続け、断熱効果の資料を作成されるそうです。1年後には、カタログになるかと思いますので、私も楽しみです。

そして、神山さんがこれまでに調べて分かった事を分かりやすい資料にしてお持ち下さいました。この結露の資料は分かりやすいので、私も使用させて頂きます。「温度が下がるほど、コップの大きさが小さくなるので溢れてしまい、それが結露になっている」という説明でした。

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こういった対策の方向性も、打ち出されてます。

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この方向性に沿った具体的な方法(「どうすればいいのか?」)は、私が考える分野ですので、リフォームプランの際に、私からお客様にお話しさせて頂きます。

これから重要になって来る、次のようなテーマについても、神山さんの見解をまとめてくれてます。

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具体的な内容は公表出来ませんが、こういったサーモグラフィ等を使って実証データで検証しようとしてる点は、さすがメーカーの方だと感心しました。

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ホームチームの金池店舗では、アキレスさんと一緒に創り上げた理想的な温熱環境を体感出来るようにしていますので、皆さんも是非、お越し下さい。神山さんの採ったデータと分かりやすい説明資料によって、健康的で快適な住宅が普及していくように、私も一緒に取り組んで参りたいと考えています。神山さん、これからも宜しく!

宇佐の新名物

2016年05月16日[更新]

私の故郷:宇佐は、最近、Yahooのトピックスにも登場するほどの話題になっているものがあるんです。記念撮影に寄って来る人も多いとか聞いてます。それが、この写真です。

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おかしな事に気付きましたか?これ、宇佐駅の1番・2番ホームの2箇所に設置している駅名標で、宇佐をアルファベットで書くと「USA」になるという事で、JR九州が駅名標を作り直す際、こっそりと星条旗に似せたデザインにモデルチェンジしたそうなんです。遠くから見たら星条旗にしか見えませんが、近くでよく見ると「八幡総本宮宇佐神宮」と書かれてます。宇佐駅に立ち寄られる際には、必ずチェックして下さい。

そしてもう一つ、あまり知られていない珍百景として地元民で有名なものが、次の写真です。

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宇佐駅のすぐ真横にあります、地元で栗山(くりやま)と呼ばれている、小高い丘のような山の上にあるものです。これは、近所の有志が作ったもので、恐らくハリウッドを模したものだと思われます。「一体、何のために?」と言われても「面白がって」という事ではないでしょうか?国道10号線から見えますので、通り掛かりに気にして下さい。

運転で疲れた際の、ほんの束の間の息抜きになれば、幸いです。

天心軒

2016年05月15日[更新]

私のブログには「震災対応」「湿気問題」「グルメ情報」「温泉情報」「泥団子教室」等の話題をアップしてまして、私のFacebookからもご覧頂けるようにしています。そして、これらの中で最も反応が多いのが「グルメ情報」なんです。4月の地震以来、別府を訪れる大分県外からのお客様も少なくなってますので、今日は別府でとっておきのお店をご紹介させて頂きます。

所在地は、別府市鶴見なんですが、地元の人の感覚では「荘園(そうえん)」といった方がピンと来ると思います。鶴見丘高校よりも一本北側の通りの三叉路の辺りにあります、この看板が目印です。

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実は私もまだ、全てのメニューを制覇した訳ではないのですが、それには理由があるんです。鶏天定食があまりに美味しいので、他のメニューを食べようとしても、どうしても鶏天定食の誘惑に負けてしまって、全メニュー制覇を先延ばししてしまっているんですよ、恥ずかしながら。その絶品の鶏天定食がこれです。既に食してる私は、これを見るだけでお腹がすいて来ます。それほど油っぽく感じませんので、恐らく、油は常に新しいものを使用しているんだろうと思いますが、今度お店の人に、美味しさの秘密を聞いておきます。

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名古屋コーチンの里からも、2名のお客様をご案内してるんですが、二人ともあまりの美味に、無言で食べてましたね。豊後鶏天の勝利です。

元々、天心軒さんはラーメンからの発祥みたいで、この豚骨ラーメンも美味しいんですよ。ラーメン専門店としても、レベルの高い大分県にあっても十分通用する味です。写真を見ただけで、美味しさが伝わりますよね?

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そしてまた餃子も虜になってしまいそうな位、美味しいんで、つい追加注文してしまいます。

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実は、ニラ豚炒めも、写真撮るのを忘れる位の美味でした。

天心軒さんは、美味しいメニューが豊富ですので、複数人で行って、単品を全員で分け合って食べるのがオススメです。その方が、食べる側の満足度が上がりますし、リーズナブルに楽しめます。

お店の人から「うちの名物は冷麺なんですよ」と言われてますが、中々、そこまで到達しません。他にも、私が未開拓で美味しそうなメニューがたくさんあります。

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<画像をクリックすると、拡大して見れます>

他のお客さんが注文するメニューを聞いてても「天津飯」「チャーハン」という声も良く聞こえて来ますので、楽しみは尽きないのですが、そのためにはまず鶏天定食の誘惑に打ち勝たなくてはなりません。

別府を訪問される際は、必ずチェックしておくべきお店です。木曜が定休日ですので、ご注意下さい。

珪藻土の泥団子教室

2016年05月14日[更新]

日本ハウジングでは、お客様感謝祭等で行っていた珪藻土の泥団子教室ですが、ホームチームとしては、これまで店舗が無かったという事もあって開催してませんでした。しかし、泥団子を知ってる方からの声もあって、どういう形態での開催にするかはこれから検討していきますが、今回は出張泥団子教室を開催させて頂きました。

人数が増えては、私が対応出来なくなってしまうため、今回は二人のお子さんにしか声をかけてなかったのですが、やり始めてから定員オーバーになる位の参加者になりました。

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初心者とは思えないような器用なお母様が二人、お手伝いしてくれたお陰で、何とかピカピカな泥団子が出来上がりました。(写真の掲載については、皆さん、ご了解下さってます)

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皆で頑張って作ったピカピカ泥団子ですから、乾燥するまで磨き上げて、宝物にして下さい。他にも色がありますから、またやりたいと思います。具体的な用途としては、湿気取り臭い取りになりますよ。

私が嬉しかったのは、皆さん、とても楽しそうにされていたという事です。珪藻土の泥団子に使用しているのは、徹底的に厳選した良質な自然素材ですので、手に触れるだけでも何かを感じて頂けるものと思います。そして、珪藻土の泥団子を作った子供達の中から、近い将来、環境問題に関して私達を遥かに越える研究成果を上げてくれる人達が生まれて来る事を願ってやみません。質問がある方は、私も持ってるものを全て出し切るつもりでお答えしますので、いつでもお知らせ下さい。

土地の歴史を知る

2016年05月13日[更新]

「耐震化」という事が建築において、非常に重要な事項として位置付けられて来ましたが、今回の熊本大地震では建築後、数年しか経過していない、耐震基準を満たしている家でも大きな被害が出ているという事が話題になっています。その際、必ず問題として挙がって来るのが「盛土」の箇所が沈下して被害が大きくなっているという事です。

この事は、東日本大震災の時にも大きな問題になっていたのですが、建築物の耐震化は進められても、地盤の強化はあまり厳しくありませんでした。その事が今回の被害を大きくしたというのが、一般的な報道の様です。

しかしながら、本当に被害を避けようとするなら、その土地の歴史を学ぶ必要があります。盛土も、そのうちの一つです。

私が東日本大震災で被災した福島県須賀川市では、同じ街中でも、大きな被害が出た建物とそれほど被害が出ていない建物が隣り合わせだったり、古い建物の方が被害が少ないまま残っていたり、分からない事が多かったんです。しかし、その疑問に終止符を打ったのが、郷土史家が持ち出して来た古地図でした。次の写真がそれです。

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<画像をクリックすると、拡大して見れます>

この古地図は、戦国時代に、伊達政宗から滅ぼされるまで、須賀川で勢力を誇っていた二階堂氏が築いていた須賀川城の街割りなんです。この古地図で何が分かったのかと申しますと、青色のお堀の部分が公有地という事で埋め立てられ、今の道路になったそうなんです。須賀川の方は、400年前のメインストリートも今の道路になって残っているという事に感心していました。

そして、被害のあった場所と照らし合わせてみると、東日本大震災で大きな被害が出たのは、昔のお堀を埋め立てた場所だったという事が分かったんです。

歴史を学び、土地の歴史を知るという事は、防災の観点からも重要です。「切土」か「盛土」かというのは、ごく最近の事ですし、工事を見ればすぐに分かる事ですので、防災を考えるなら、当然知っておかなければいけない事です。

それだけでなく、土地の歴史を学び、街作りにも活かしていく事は、防災の観点からも必要不可欠な事だという事も、今回の震災被害を通して、学んでいかないといけないと思います。

葱屋(ねぎや)さん

2016年05月12日[更新]

これからは、身の回りのお役立ち情報という事で、私が気になっている食べ物屋さんもアップしていきたいと思います。第一回目の今日は、宇佐市の名物になりつつある「葱屋(ねぎや)」さんの話題で、下の写真が四日市の門前町にある店舗の外観です。こことは別に、宇佐神宮の参道にも、お店を出しています。

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葱(ねぎ)は最近、宇佐市の名物になりつつある事は有名になって来てるのですが、その仕掛け人がこの人『大窪勉(おおくぼつとむ)』さんです。

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今日の夕方も、地元のFMラジオに登場していたようで、マスコミへの露出も上がって来てます。何よりも、HKT48の指原莉乃さんと共演した事が、彼の知名度を上げているのではないでしょうか?

実は大窪勉さんは、私と同じ村の出身で、私より一学年下で保育園からの幼馴染なんです。そういう事もあって、彼の頑張りを見ていると「負けてられない」と、私も力が沸いて来ます。

葱の品質にはこだわっていて、自分の畑で育てて毎日収穫して来る、このように太くてシャリシャリの葱をふんだんに使ってネギ焼きを作ってくれます。

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この日は、弱冠20歳の沢望(たくみ)店長が、見事な手捌きで焼いてくれました。

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メニューは全て葱に関するものばかりで、ヘルシー志向の方にはもってこいです。血液がサラサラになる効果があるようですので、女性の方にも喜ばれると思います。

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それぞれのメニュー、全て美味しいんですが、中でも私がオススメしたいのが「ミックスねぎ焼き」「ねぎ雑炊」です。消化の良いヘルシーメニューで、味付けもバランスが取れてますので、大人も子供も、皆が楽しめると思います。

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店内も綺麗に掃除をされていて清潔感がありますから、女性の方も気軽に入れると思います。

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宇佐市四日市の門前町にありますので、国道10号線で通り掛かった際にでも、お友達やご家族で立ち寄ってみると良いと思います。火曜が休みですので、ご注意を。詳しくは、こちらをご覧下さい。

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<画像をクリックすると、拡大して見れます>

宇佐市が「ネギの街」と言われるようになるには、大窪勉さんと同じような志を持つ同業社が多数出店し、それぞれの店が独自の味を創り出して競い合うようになって来ると、訪問する私達の楽しみも増えて来ると思います。そうなる事を期待しています!

住まいの湿気問題の根本解決

2016年05月11日[更新]

最近、震災対応に呼ばれて行っても、大分県内ではあまり大きな被害には至ってませんので、すぐに解決するケースがほとんどです。しかしその代わりに、湿気に起因するカビハウスダストの問題解決を相談されるケースが多くなっています。実は私は、湿気の問題に長年取り組んでまして、湿気に起因する問題については、ほとんど解決して来てるんです。

まず最初に「住宅の湿気や気流は、どのような動きになっているのか」という現状認識が重要で、これについては室蘭工業大学名誉教授の鎌田紀彦先生が、一目で分かる図を著書に書かれています。

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<画像をクリックすると、拡大して見れます>

鎌田先生は、断熱に関する第一人者ですので、この図から断熱施工に関する理論を展開されてる訳ですが、湿気問題を考えている私は「基礎の換気口を閉じ、防湿シートで湿気が上がらないようにして、珪藻土の床下調湿材を敷設する」という対策を立て、実践し続けています。

こんな感じで換気口も閉じてしまって、

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防湿シートと珪藻土の床下調湿材を敷設します。

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これによって、床下の湿気問題が解決するだけでなく、床下からの上昇気流の流れもなくなる訳で、壁の湿気が減ってくれば結露対策にも繋がります。

ただし、床下の地表近くに水道(みずみち)が出来ている場合は、何らかの方策で水を家から遠ざける対策が必要になって来ますので、この場合はもう一ひねりの検討が必要になります。

そして、このビフォーアフターを温湿度計で計測すれば、数字の上でも納得して頂けます。こういう対策を広げていけば、シックハウス問題の解決住まいの長寿命化にも貢献出来ると考えています。手の掛かる事ではありますが、こういう考え方を共有出来る仲間を増やしていきたいです。

季節による温湿度の動き

2016年05月10日[更新]

昨日の本ブログ「湿度に関する豆知識」について、読者の方から「気付きがあった」「ためになる」といったご意見を頂きましたので、(調子に乗って)今日も湿度に関するお話しをアップさせて頂きます。

湿度と言えば「冬は乾燥、夏はジメジメ」という意見が一般的ではないかと思いますし、それは間違いではありません。しかし、正確ではない面もある事と「その湿度とどのように付き合っていけば良いのか」について、ご紹介させて頂きます。

皆さんは、全国各地の温湿度データが1時間単位で把握出来る気象台データがネットで検索出来るという事を、ご存知ですか?そして、一日の温湿度の動きがグラフで検索出来るんです。それらを見ていると、夏と冬とで典型的な一日の中の動きがある事が分かります。

例えばこれが、大分市の夏の日の典型的な動きです。(2015年7月4日のデータ)

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左側の目盛りが温度で赤線が実際の動き、右側の目盛りが湿度で青線が実際の動きです。湿度の動きが特徴的で、一日中90%超えの数字が続いています。これが「梅雨のジメジメ」で、湿度グラフはフラットになってます。これは、生活実感に合っているのではないでしょうか?

では次に、大分市の冬の典型的な動きです。(2015年2月14日のデータ)

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日中の温度の上昇と共に、湿度が急激に下がっています。そして、最低湿度は14時半で30%になってます。しかし、湿度が40%を下回る過乾燥の状態になるのは、10~18時の間で、深夜になると60%に到達しています。要するに「冬に乾燥するのは日中の時間帯で、朝晩は湿度もかなり上昇する」というのが正しい答えです。夕方になると洗濯物がシットリして来る事実と符合します。勿論、データは天候によって変わりますので、これはあくまで、冬の晴れた日の一般的な動きという事です。

ブログ読者の東京の方からは「もっと乾燥するよ」という声が聞こえて来そうなので、参考までに、東京の冬の晴れた日のデータを添付します。(2015年2月13日のデータ)

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大分よりも湿度が低く、お昼の12時半には約15%を記録しています。砂漠並みですね。これは、関東特有のからっの影響で、関東の太平洋側の冬は、日中は相当乾燥するという事が言えると思います。

では「冬の屋内が過乾燥状態になる」というのはどういう事なのかと申しますと、私の仮説ですが「日中の乾燥した時間帯に温度が上がるので窓を開けて換気し、夕方から温度が下がるので部屋を閉め切ってエアコンをかける(=自働的に除湿される)」という事なのではないかと思います。こうすれば、屋内は一日中カラカラの状態になって当然ですよね?

では、こういった湿度の急激な変化にどうやって対応するのが正解かというと「湯布珪藻土のような許容吸湿量の大きな材料を壁と天井に塗り、塗り壁材をバッファーにして湿度の変化を自働的に調整する」という事だと考えています。要するに「湿気の多い時間帯に湿気を吸って、乾いて来る時間帯に自働的に吐き出してもらう」という事です。そうすれば、一日の急激な湿度変化が平均化される訳で、それが人と住まいに良い家だと私達は考えています。

因みに今日は、九州地方は大雨で、気象台データでは湿度は98%を示しています。

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しかし湯布珪藻土の家で「窓は閉め切り、部屋のドアは開けっ放し」という状態にしていると、下の写真の様に快適な温湿度を、エネルギーを使う事無く屋内全体で実現出来る訳です。温度が23.5℃、湿度が58%ですので、快適そのものです。

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省エネと快適性を両立するために、湯布珪藻土は必須の建材ですが、上記のような温湿度の動きを知って、適度に微調整しながら生活していく事も合わせて必要だと考えています。

湿度に関する豆知識

2016年05月09日[更新]

暑さや寒さの基準として、一般的に語られるのは「温度」ですよね?これについては尤もなんですが、温度だけを指標とするよりも「湿度」も考慮に入れて生活すると、省エネに繋がるだけでなく、色んなメリットが出て来ます。

例えば温度が20℃でも、湿度が30%と60%とでは体感温度が大きく異なって来ます。湿度が低いほど体感温度が下がり、湿度が高いほど体感温度が上がるんです。湿度の高い夏場にエアコンの効いた部屋にいると気持ちいいのは、エアコン自体が除湿しながら運転してるからです。

湿気との付き合い方の難しさは45~65%程度の範囲に安定させる必要があるからです。この範囲内だと、人の体にいいだけでなく、少し位の温度変化があっても暑さ寒さはあまり感じなくなります。従ってこういう事が自働的に出来ると、省エネに繋がる訳です。そしてそういう環境を自働的に整えてくれるものが、私達がオススメしている『湯布珪藻土』なんです。

ホームチーム金池店舗の2階は、私が生活蒸気と自然換気だけで調湿してますから、湿度は常時55~65%程度で、屋外の汚れた空気も取り込みませんので、気管支の悪い方でも快適に過ごす事が出来ます。是非、体感にいらして下さい。

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それから、過乾燥とインフルエンザの関係についても、少し触れさせて頂きます。インフルエンザウィルスは、湿度が30%以下になると急速に広がり始めますが、湿度が50%以上になると死滅するそうです。という事は、湯布珪藻土で調湿された環境で生活していれば、インフルエンザには罹らないという事です。実際、私も珪藻土で調湿された部屋で生活し始めたら、一度もインフルエンザに罹らなくなりました。

逆に、最も注意してほしいのは、飛行機を利用する時です。離陸して、雲の上を飛んでいる時、機内の湿度は何%だかご存知ですか?私は常に温湿度計を持ち歩いてますので、機内の湿度が最も低い事に気付きました。

これは、2015年12月20日のデータなんですが、機内の温度は27.1℃、

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湿度は、わずか8%です。これだけカラカラな状態だと、すぐにインフルエンザがうつってしまいます。そして、湿度が低いので、27℃あっても全く暑くありません。

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そこで教訓です。飛行機に乗る時は、1年を通して常にマスクをして乗り込みましょう。その目的は、口の周りの湿度を高くするためです。そうしておけば、風邪をひくリスクを抑える事が出来ます。私はこの事を始めてから、全く風邪をひく事がなくなりました。

別府の温泉文化

2016年05月08日[更新]

私のブログをご覧になって下さる方は、大分県外の方も多いので、大分県が誇りにしている別府温泉の話題もアップしていきたいと思います。このG.W.は、地震の影響でお客さんが少なかった様なので、私のブログを通してでも別府温泉に興味を持って頂ける方が増えて来る事を願っております。

別府の街のあちこちに、銭湯のような天然温泉が数多く点在しています。今回はその中の一つ、庶民的な幸(さいわい)温泉と、ホテルにあって趣向を凝らした清海荘の畳温泉の二つをご紹介させて頂きます。

別府温泉の特徴を挙げさせて頂きますと、①源泉掛け流しが当たり前、②入泉料が100円の温泉が多い(月単位でも1000円前後)、③世界に存在する11種類の泉質のうち10種類が別府温泉にある、といった事ですね。

幸温泉も、お風呂の中に、源泉(単純温泉)があります。

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そして、単に浴槽があるだけの温泉なのですが、源泉掛け流しで大量の湯が流れ続けてますので、お湯が綺麗です。使わなくても排水されていくだけですから、遠慮なく頭から思いっ切り掛けて入れるのも魅力です。

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幸温泉も、100円で入れます。月極にして700円で何度も入れる事も魅力です。

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それから何故か、入口には地蔵さんが見守って下さってまして、温泉への行きと帰りに手を合わせるのが風習ですね。

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それから、2階が公民館になってるのも、共通した特徴です。

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基本的に、石鹸やシャンプーは持参なのですが、慣れて来ると当たり前になって来ます。

ホテルに行くと、趣向を凝らした面白い温泉が数多くあります。今日はその中でも、北浜の温泉街にある「天空湯房 清海荘」さんの畳風呂(塩化物泉)をご紹介します。

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温泉の写真は、こちらのURLから検索してみられて下さい。

http://www.seikaiso.com/

私も、畳風呂は初めて見ました。何となく、殿様にでもなった気分で、別府湾を眺めながらくつろげますよ。

ホテルで景色や施設を楽しむのも良し、100円で別府庶民の生活に触れるのも良し、旅の楽しみに加えてお越し下さい。