月別アーカイブ: 2016年6月

太田旗店さん

2016年06月07日[更新]

地元にこんなお店があったとは、知りませんでした。泥団子教室の幟(のぼり)を作成しようと思って印刷屋さんを探していたら、凄い会社に巡り合ってしまいました。場所は、大分市の街のど真ん中に当たるトキハの真横に並んで、太田旗店さんは営業されてます。

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創業慶応2年だそうですから、150年以上も続いている事になります。私が今回、お仕事のお願いをした幟の件は別の機会に譲るとして、今日は隣接した場所にある和雑貨の店『笑心太(えこた)』さんをご紹介させて頂きます。これが入口です。

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この細い路地をくぐって行くと、お店の入口が現われて来ます。これも「奥を光らせる」という技術でしょうね。

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店内には、七島藺の草履や刺子のトートバック等が並んでます。

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お店の方にお話しを聴いていると、柄の型染めにコア技術があるようで、刺子生地の染め方が難しいとの事でした。ここにあるのは、全てオリジナル製品の様ですので「ここでしか買えない」ものばかりです。

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色んな企画商品が生まれて来た最初は、端材活用したブックカバーだったそうです。

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それが今では、スマホケースのような便利なものまで生み出しています。

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店内に掲示されている図柄も、おしゃれでセンスが良いです。

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思わず、市松模様の名刺入れ(真ん中の茶色)を購入してしまいました。

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太田旗店さんは、端材活用からエコの取り組みに力を入れ、それをブランド化していってる点が、特筆すべきところだと思います。ホームチームも、地元産の湯布珪藻土や杉床等を活用したエコの取り組みという点では同じだし、見習っていきたいと思います。

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大分県外の方も、大分にしか無い笑心太(えこた)さんの和雑貨は、お土産に最適です。大分空港の売店にも一部置かれているそうです。

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最後に、私が感心したのが綺麗なトイレでした。ホームチームも見習いたいと思います。

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太田旗店さんのURLは、こちらです。

http://www.ootaflag.co.jp/

湯布院文化・記録映画祭

2016年06月06日[更新]

震災に見舞われたものの復興が進む湯布院では、6月24日(金)~26日(日)に『第19回 湯布院文化・記録映画祭』が開催されるようで、このようなチラシが配られてました。

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上映プログラムも公開されてます。

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私はあまり映画に詳しい訳ではないのですが、自分の好みのテーマで言えば、水俣病の方や熊本城の石垣に関するドキュメンタリー映画も上映されるようです。

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湯布院のメインストリートでは、かなり観光客の方が戻って来ています。外国人の方も多く見受けられましたので、震災前の状態に戻る日も近いかも知れません。

私も湯布院の方にお仕事でお世話になってますので、せめて前売り券で応援したいと思います。

映画祭に興味のある方は、是非、お出掛け下さい。例年よりも、今年の方がユックリと寛げるかも知れません。

http://movie.geocities.jp/nocyufuin/home.html

介護保険の手すり設置

2016年06月05日[更新]

今日は、本日施工が完了した「介護保険を活用した手すり設置」の事例をご紹介します。

まずは玄関です。約20センチの段差が2段になっていて、今までは少し離れた下駄箱へ前のめりの姿勢になって手を突かれていたようです。そこで、玄関框手すり縦手すりの合わせ技で出入りの負担がないように設置してみました。

<前>

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<後>

DSCN5305(玄)

次に、25cmの段差があった、キッチンと廊下の間ですが、このように踏み台縦手すりを合わせて設置しました。

<前>

DSCN4967(踏)

<後>

DSCN5301(踏)

下地の固定をシッカリとしたものにする必要がありますので、踏み台と手すりの両方に、後付け補強板も設置しています。

他にも、キッチン出入口・トイレ・浴室等にも手すりを設置しましたので、動作がかなり楽になったようで、大変喜ばれました。何よりも「利用者様のお話しを聴きながら、高さや長さを決めていった事」「段取り良く完了し、掃除も片付けもスムーズだった事」が良かった様です。

因みに費用のご負担は、介護保険を活用してますので1割負担の1万円程度です。せっかく、こういった制度がありますので、要介護認定を取得されている方は、積極的な活用をオススメします。

「介護保険を活用した工事は、申請・報告の手続き等、手が掛かって大変だ」という業者側の理屈もあるのですが、やはり利用者さんの不便を解消するというメリットを第一に考え、これからも出来るだけ積極的に取り組んで参りたいと考えています。

震災の影響

2016年06月04日[更新]

今年4月14日から被害に見舞われている熊本地震ですが、別府にも未だに大きな影響を及ぼしています。下の写真はG.W.前に別府市が作った広告で、テレビニュースにも取り上げられる位、話題になりました。

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*注:「でも、本当に泳いではいけません」と但し書きされてます。

大分県内も、ある程度の震度の地震に見舞われたのですが、瓦が落ちて来た程度の被害が大部分で、私達が普通に利用出来る共同湯も何ら変わりなく営業出来ています。しかし、これまで外国人観光客の方が多かったため、九州自体への旅行を避けるようになり、温泉旅館のキャンセルが大量に発生したんだと思われます。次の文面に別府の苦悩が現われています。

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<画像をクリックすると、拡大して見れます>

例年ならホテルも満室で、道路が渋滞して歩くのも歩きづらいという状態だったのですが、別府や湯布院をユックリ楽しみたいという方、今がチャンスです。

私のブログは、大分県外の方も読まれてますので、そういう方は是非、ご検討下さい。これまで本ブログでも一部の温泉をご紹介してますが、他にも各種ありますので、宜しければ、ご相談下さい。別府市観光課に代わって、ご紹介させて頂きます。

今年もまた…

2016年06月03日[更新]

毎年、今の季節になると、ちょっと嫌な事があります。私は意図してる訳ではないのですが、工事してる際にシロアリを発見してしまうんです。早ければ3月から動き始めますが、5~6月が活動のピークです。今回も、外部工事だけのつもりで進めていたのですが、奴が現われたんですよ。

居てほしくないのは当然なのですが、我々も現実を正しく認識して頂かないといけないため、床下に潜ってキッチリとした写真入りの報告書を必ず作成するようにしています。

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費用は掛かっても、長く住むために早くやらなくてはいけないのが「雨漏り」「シロアリ」の対策です。今回も追加工事になってしまって心苦しくはありますが「問題を早く発見出来たので、被害を最小限に食い止められて良かった」と前向きに捉え直すしかないですね。

ホームチームでは、シロアリが現われる前に、床下調湿工事を行って、シロアリが住めない環境を作っておく事をオススメしています。この工事さえやっておけば、シロアリ防除工事をする必要がなくなりますし、木材の腐朽劣化も防止出来ますので、建物の寿命が確実に延びます。壁内の湿気対策にもなりますので、結露も減少します。

今回も、先に床下をこういう状態にしておけば良かったと、残念に思った次第です。

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健康経営

2016年06月02日[更新]

今日は、大分の事業者向けに、年金・社会保険・労働保険の説明会が開催されましたので、参加して参りました。こういう場で話しを聞いていると、国の政策がどういう方向に進んでいっているのか分かって来ます。特に深刻になって来るのが「医療費の伸びをいかに抑えるか」といった事で、そういう点から「健康経営」というお話しが大きなテーマの一つでした。

これから深刻化して来る問題を提起しているのが、このグラフです。

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賃金は低下傾向に向かうのに対して、医療費は右肩上がりに伸びていく、という事を表しています。

今日のお話しでは、一つは「出来るだけ医療費を遣わずに済むよう、生活習慣病に注意しましょう」という事。

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そのためにも「事業所から社員さん達へ、健康経営(生活習慣病の予防対策を組織的に行う)を積極的に働きかけていきましょう」という事でした。

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私が携わっているリフォーム業は、建築に関わる事ですので、建築の観点から求められる対応があります。それが「屋内のどこでも、温度差の無い家」です。

建築的な観点から問題視しているのは、下の図です。生活習慣病に陥った方の体を最終的に痛めつけてしまうのは、屋内の温度差による血圧の急激な変化なんです。

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一般的な話しとしてよく耳にするのが、エアコンや床暖房に頼った暖房で、強制的に温度を上げていこうとする取り組みです。しかし、その結果、エネルギーの大量消費へ繋がって来ています。

そこで、ホームチームや日本ハウジングが取り組んでいるのが「自然素材の力を活用して、省エネと温度差の無い家との両立を図ろう」という取り組みです。私達としては既に、この問題への解決策を提示出来ています。

リノベーションでは「下戸次のモデルハウス」。リフォームではホームチームの店舗になっている「金池モデルハウス」です。特に、暑い日や寒い日に来て頂ければ、その効果を体感出来ます。

今日は、日本ハウジングとホームチームが、大分県産材を活用する事で、先々のあらゆる問題を解決出来ている事を広めていく必要性を強く感じた講習会でした。私もまだまだ、広報の努力が足りていないと反省です。

松原温泉

2016年06月01日[更新]

今日は、隣接した駐車場もあるためいつでも行きやすく、お湯も特に綺麗だと感じる、永石(なげし)通りにあります『松原温泉』をご紹介させて頂きます。

通りから見た外観はこんな感じで、別府の温泉に良くある、公民館併設タイプの共同湯ですね。営業は23時までで、入泉料は100円ですので、気軽に立ち寄れます。

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そして、入口にはお地蔵さんが鎮座されてますので、行き帰りの際には手を合わせて綺麗な温泉を使わせて頂ける事に感謝しましょう。

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古くは「松寿泉(しょうじゅせん)」と呼ばれていたようで、泉質は含食塩土類重曹泉だそうです。

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適度に鄙びてますが、綺麗に掃除されており、脱衣場と浴室が併設されています。お風呂に入りながら見えますので、貴重品もチェックしながら入れます。

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これがメインとなる浴槽で、熱め(左)とぬるめ(右)に分かれてますから、初心者の方でも入りやすくなってます。

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温泉は、源泉から直接パイプで引き込まれてますので、遠方からいらした方は、驚かれるのではないでしょうか?

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従いまして、浴槽からも常に温泉が流れ出ているような状態ですね。

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温泉が綺麗なのは、豊富な湯量だけでなく、利用者の皆さんがマナーを守られているからだと思います。お湯を綺麗に保つため、必ず体を洗ってから入る習慣が、別府の方には徹底されています。こういう教育は、非常に重要だと思います。

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綺麗な温泉があるだけで、特に他のサービスは無いので、タオルや石鹸は持参が必要です。機会があれば、是非、利用してみられて下さい。