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火山灰跡の意味するもの

2016年10月20日[更新]

10月8日の深夜、阿蘇山が大噴火し、多くの火山灰が偏西風に乗って大分県にも舞い降りて来ました。そして今でも、路面のアチコチに火山灰の跡が見受けられます。例えば、下の写真の様な箇所です。

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上記の状況から、どういう事が言えるのでしょうか?

私の経験から言える事なんですが、もしも伊方原発や川内原発で放射能漏れ事故が起きた際、火山灰の跡が見受けられる箇所が、放射線量が特に高くなる場所なんです。雨樋から地面に流れ出て来る箇所が、身近な場所では最も高くなりますので、こういう状況が見受けられます。路面よりも厚く堆積しています。

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これらの場所に共通しているのは「水捌けの悪い箇所」という事です。私は常々、地盤が軟弱化しないために水捌け改善工事をオススメしていますが、放射性物質が飛散して来た場合の対策も兼ねているんです。

こうやって考えてみると、普段から水捌けに注意しておく事がいかに大切であるか、お分かり頂けると思います。水捌けが良くても、悪い事は何もありません。火山灰の跡を見たら、是非その事を思い返し普段から対策を講じておく事をお願いします。

仕事に誇りを持つと

2016年10月19日[更新]

先日、このブログにアップさせて頂きました「別府市復興建設券」について、今日、その工事業者として登録が完了しました。

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改めて内容を見ましたら、災害救助法ではほとんど支援が受けられない「一部損壊」の方も活用出来る内容で、国が定める全国一律の方法では救い切れない被災者を、地域の実情に即して救済しようという別府市のこの施策は、本当に画期的だと感心します。しかも手続きが簡単で、業者としてもオススメしやすいものとなっています。

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8月9日のスタート時に、あっという間に枠が完売になったという事で、今回は枠が追加になって募集が始まったものです。

私が窓口で「私も福島県で被災して実際に復興工事にも携わって来たんですが、別府市のような施策があったら、助かる人が多かったと思います。よそでは聞いた事が無いのですが、これは別府市独自の施策なんですか?」と質問しましたら「そうなんですよ、だから今回追加募集をして、多くの方にご利用頂いてるんですけど、安部さんの申し込み分は1ヶ月後位にしか発行出来ないと思うんです。申し訳ありませんが、ご了承下さい」と明快な即答を頂けました。窓口の方がこれだけキッパリと明快な即答を頂けるというのは、施策の内容を理解しているというだけでなく、その意義についても納得され、誇りを持って対応されているからだと思います。これこそまさに、地方行政のあるべき姿ではないでしょうか?

国がやれる事は全国一律にしかならないので、そこから零れ落ちてしまう地域特有のケース(今回の地震では、別府市内は被害が大きかったにも関わらず、災害救助法による判定基準ではほとんどの家屋は一部損壊にしかならない=国からの支援はほとんど受けられない)には、地域の行政が実情に合わせた打ち手を即座に打つ、という迅速性が求められます。別府市総合振興センターで対応下さった職員さんにも、主旨と目的が徹底されており、相談者一人一人のお困り事を聴いて、相談者に合った対応方法を提示して頂けるという、ここまでやれてる別府市の今回の対応は素晴らしいと感じました。それだけ、危機感も大きかったのでしょうが、それに適確に応えられている点、本当に感心しました。

どういう組織でも、一番大切なのは顧客接点であり、そこで対応される方が納得して誇りを持って対応する事が最も重要なんだと改めて感じました。

私も出来るだけこの施策を活用させて頂き、復興工事に協力させて頂きたいと思います。

唐揚げの蔓珠園

2016年10月18日[更新]

㈱ホームチームがグループ会社としてお世話になっている日本ハウジング㈱がある片島オフィスの真ん前に、唐揚げの蔓珠園(まんじゅえん)があります。このお店、日本ハウジング御用達で、お昼時になると誰かが買いに行く動作を見つけると、すかさず「私もお願い!」という活気に満ちた声が飛び交ってます。ここだけの話しですが、恐らく、日本ハウジング社員の体の半分近くは、ここの唐揚げで出来上がってるのではないでしょうか?それだけ、飽きの来ない美味しさなんです。

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一見、地味な感じの店舗ですが、お昼と夕方には予約で一杯のようで、少々時間が掛かる事がある位です。

メニューは色々あるんですが、私は「塩唐揚げ弁当(500円)」に落ち着いてます。これが、その弁当です。

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こちらがメニュー表です。

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唐揚げだけをアップで見ると、こんな感じです。この写真から、味を推察して下さい。癖になりそうな美味しさで、私は毎日食べても大丈夫です。

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唐揚げが美味しいのは当然の事として、実はキャベツがサクサクしてて美味しいんですよ。奥様に聞いてみたら「新鮮な時が一番美味しいので、日持ちさせず、毎日頑張ってカットしてます」との事でした。お客様のために、手の掛かる事を徹底するという姿勢に、人気の秘密があるのかも知れません。

奥様は、電話の対応でもいつも忙しくされてます。

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大分は唐揚げ激戦区なんですが、そんな中でも流行る店は、やはりそれなりの事をされてますね。

東町温泉

2016年10月17日[更新]

今日は、1ヶ月ぶりの温泉紹介です。別府の浜脇温泉でも、大分市内から最も近い場所にある『東町温泉』をご紹介させて頂きます。東別府駅から歩いてすぐの場所に、こういう看板が見えて来ます。「電車の待ち時間にちょっと一風呂」というのは、いかにも別府らしいですよね?入泉料は、当然の100円です。

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建物の外観はこんな感じで、2階は公民館という、典型的な別府共同温泉の造りです。

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1階から入ると、いかにも昭和といった番台とテーブルが迎えてくれます。

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男湯はこっちです。

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この階段を降りていくと、

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浴室と一部屋になった脱衣場が現われます。浴場と一続きになっていると、盗難の心配がないので、私は助かってます。

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浴場はこんな感じです。写真の右上が源泉で、そこから湯船に源泉が引き込まれてます。

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このように栓をして、湯量や湯温を自分達で調整するようになってます。

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源泉掛け流しですので、お湯も綺麗で、とても気持ちいいですよ。

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東別府駅まで歩いて1分ですから、キャッチコピーにあったように、電車の待ち時間にちょうどいいですね。これがいかにも別府らしいなと感じてます。

 

 

キッチンが入りました

2016年10月16日[更新]

増築工事も行ったため、工期が少し掛かったのですが、キッチン施工が完了しました。面材がロイヤルブルーのクリナップ製クリーンレディです。

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そして今回工事のポイントは、このカウンターです。

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反対から見ると、このようになってます。(壁面はまだ仕上がってませんが)

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増築しましたので、冷蔵庫とキャビネットもドンピシャで納まってます。

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勝手口と上げ下げ窓も、ご要望通りです。

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この時点でも広くなった事を実感出来てますが、クリーンレディは収納性がいいので、これからキャビネットやキッチンに収納すると、更に良さが実感出来るはずです。

屋内の工事が終われば、外部の排水工事がありますので、最後まで完璧にやって完成したいと思います。

私の知らない間に・・・

2016年10月15日[更新]

私は今、別府の現場を見てまして、前日の昼過ぎに他業務があって現場を離れ、翌朝に現場へ行ったところ、見知らぬものが現われてました。

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前日、お客様の要望を聞いた大工さんが、残っていた端材を使って作った濡れ縁とテーブルが出来ていました。中々の出来だと思います。

「大工さんがここまでやったんなら」という事で、濡れ縁を無塗装のままにしておくとすぐに腐ってしまいますので、防腐塗料の塗装を私がさせて頂く事になりました。

正式な養生材がなかったので、ビニールテープと新聞紙を使い、このように塗装出来る状態にしました。

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そして、このように裏面にも塗装して完成しました。

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テーブルは、雨に濡れない箇所で使用されるという事でしたので、これについては施主様に蜜ロウワックスで仕上げて頂く事にし、このように完成しました。

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何らかの塗装をしておくと、手垢のような汚れが付きにくくなるし、綺麗な状態を長く維持出来ます。大工さんも、前日は遅くまで残ってやってくれたみたいですから、施主様の期待に応えたんでしょう。こういう雰囲気になって来ると、リフォームもうまくいきますので、キッチンの完成が楽しみです。

べっぷ復興建設券

2016年10月14日[更新]

今日で、熊本地震最初の大揺れから半年になります。大分県内では、湯布院・別府・庄内といった特定地域に被害が偏ってまして、特に大都市の別府では、被害件数が多いものの、復興工事が中々進んでいない面があるようです。そういう状況にあって、別府市は市民のために独自の支援策を講じています。

この施策は私も知らなかったのですが、罹災程度によって金額は異なるものの、震災被害による復旧工事に対して25%の補助が受けられる『べっぷ復興建設券』を発行しているんです。

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8月9日に申し込みがスタートした際、あっという間に完売となったため、今回追加での発行となりました。私も登録業者になるための手続きに振興センターに行きましたら、10月7日時点で、20,300枚の残があるそうです。

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私が福島県で経験した東日本大震災では、プレート型地震だったため液状化被害が多く、家が傾く事で半壊以上の罹災判定となった方が多かったのですが、大分県内では罹災判定の基準で見れば、ほとんどの方が一部損壊になったため、全額自費で復旧工事をせざるを得ない状況でした。その事が、復旧工事が中々進まない一因となっていました。そこで別府市は、一部損壊の方でも補助金が受けられるように、今回の「べっぷ復興建設券」を創設したようです。これこそまさに市町村の採るべき施策だと思います。国の施策に頼っていると、全国一律にならざるを得ないのですが、市町村でしたら地域の実情に沿った支援策を講じる事が出来ます。やるかやらないかですが、別府市はやってくれました。工事業者に当たる弊社も、出来るだけ別府市の制度を活用し、困った方の手助けになるようにしていきたいと考えています。

今まで意識していなかったので、下の写真の幟にも気付かなかったのですが、これからは制度の活用をオススメしていきたいと思います。

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リボン

2016年10月13日[更新]

最近、別府の現場対応をしておりますので、どうしても別府の話題が多くなってしまいますが、今日も別府で見つけた面白いレストラン『リボン』のご紹介です。別府の石垣西に、昔懐かしい佇まいのレストランを発見しました。

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入口付近も看板も、いかにも昔の喫茶店の雰囲気です。

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メニューボックスを見ても、大阪の道具屋筋にあるような、一昔前に眼にした感じのものです。

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興味津々で2階に上がってみますと、お客様は満員、という事で3階まで上がりました。店内に足を踏み入れると、想像した通り、昔懐かしい喫茶店そのものでした。

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奥の方には、座敷もあります。

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ガラス棚には、コーヒーサイフォンもありました。

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そしてこれが、メニュー表です。

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メニューも豊富です。

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何を注文しようかと悩みましたが、洋食屋っぽかったので、大分県人らしくチキンカツ定食を注文しました。出て来たのが、凄いボリュームで大食漢の私でもお腹が一杯になりました。お店の人に話しを聞いてみると、全て手作りにこだわっているそうです。それが人気の秘密なんだと思います。何でも徹底する事が大切ですね。

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帰りに階段を降りていくと見えて来るこういう看板も、昔の喫茶店風ですね。

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お昼時はいつも満員で、大変な人気店の様です。私も別府の現場がある時は、出来るだけ全てのメニューを試してみたいと思います。何か発見があったら、またブログにアップします。

蜜ロウワックス

2016年10月12日[更新]

ホームチームでは、自然素材にこだわっているため、木材には出来る限り無塗装のモノを使用し、仕上げには蜜ロウワックスを塗っています。蜜ロウワックスとは、蜜蜂が巣を作る時に体内から分泌するロウ成分とエゴマを使用し、職人が仕上げた材料ですので口に入れても大丈夫な素材です。

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ちょうど今、工事でお世話になっているお客様宅でも使用し、ご自分で塗って頂きました。すると、こんな感じで、以前よりもいい感じに仕上がっています。下の写真では、枠の部分に注目して下さい。

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今度は、カウンターの支え部分に注目して下さい。(アングルが同じでなくて、すみません)

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お客様も、塗っていたら楽しくなって来たようで、他の箇所も塗られているようです。実際、蜜ロウワックスは、子供さんでも楽しめるので、ご家族で定期的に塗り作業をお願いしています。ただし、ある程度の量をまとめて買わないと高くなってしまいますから、工事でお世話になった方には、弊社から材料支給させて頂いています。

蜜ロウワックス塗りが、ご家族での定期的なイベントになり、楽しんで頂ける事が狙いですので、今後も継続させて頂くつもりです。

ぶたまんの幸崎

2016年10月11日[更新]

工事でお世話になっているお客様から、凄いお店を教えて頂きました。お店の名前は『ぶたまんの幸崎(こうざき)』で、別府の人には40年来、親しまれ続けたお店の様です。ちょうど今、別府の荘園で工事をさせて頂いているのですが、その近所にこういう看板のお店があります。

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もっと分かりやすく言いますと、荘園(そうえん)のセブンイレブン駐車場敷地内にあるカラオケ屋さんの1階に店舗があります。

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お店の外観は、こんな感じです。

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お店の前には見本まであります。

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これが実物です。

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中の豚ミンチやちょっと多めの野菜も良いのですが、周りのまんじゅう部分がパン生地の様にふんわりしてて、とっても美味しいんです。何個でも食べられそうで、パクついてしまいます。

アップの写真はピントが合ってませんが、こんな感じです。

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これを食べた方は恐らく、美味しさに衝撃を受けると思います。これは広めないといけない逸品です。