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西洋医術発祥の地

2016年08月14日[更新]

私のこれまでの認識では、西洋医術発祥の地は長崎だと思っていたのですが、実は大分市内の、今の地名で言えば顕徳町2丁目付近だったようです。大分県庁に近い遊歩公園内に、その記念碑があるのを発見しました。

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遠くて見えづらいと思いますので、アップで見ると、こうなってます。

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西洋医術が伝わったのは、幕末の頃のシーボルトによるものではなく、戦国時代の大友宗麟の頃にポルトガルから来たアルメイダによってもたらされたようです。

大友宗麟に関しては、戦国武将としての才覚がどうであったか、色んな議論があるところですが、少なくとも医療に関しては先進的な考えを持っていたようです。歴史的な経緯から、西洋医術の日本国内での歴史は途絶えてしまうのですが、大友宗麟が大きな力を持つ事になっていたら、日本の医療の歴史も大きく変わっていただろうと思います。

顕徳町から金池町にかけて、大友宗麟の邸宅跡地の発掘が進んでいますので、私達が今まで想像もしていなかったような事績が発見されるかも知れません。大分県の先人は、日本全体を見渡してみても、相当に先進的な考えを持ってようです。

大分の夏の納涼スポット

2016年08月13日[更新]

今日からお盆に入り、暑い日が続いてます。大分の夏はと言うと「暑い」という言葉しか出て来ないのですが、そんな中でも納涼スポットがあります。高速道路を使う人は、別府湾サービスエリアを利用される事が多いのですが、一般道で別府から明礬温泉を通って安心院へ抜ける途中の『十文字原(じゅうもんじばる)』がオススメです。

別府方面からは、明礬温泉を通って、この高速道路の下を通り抜けます。

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そのまま安心院方面へ進んでいくと、次の写真のような風景が広がって来ます。

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ここにある十文字原展望台に行くと、

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このような景色が一望に出来ます。

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そして、高台にあるというイメージだと思うのですが、APU(アジア太平洋立命館大学)も眼下に見下ろせます。

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この日は若干霞んでいたのですが、雨上がりで空気が澄んでいると別府湾の海も綺麗だし、無茶苦茶、眺めがいいです。そしてAPUよりも高い場所になりますので、夏でも日が射している日中を除くと、かなり涼しくなります。

別府の街からもすぐに行ける場所ですので、オススメです。

鏡が曇らない

2016年08月12日[更新]

宇佐モデルの洗面所で、お風呂上がりに浴室引戸を開けていても洗面所の鏡が全く曇らないという事の確認が出来ました。お風呂から上がる時は、浴室内がむっとした状態になって、洗面所の壁や天井がビニールクロスだと鏡が曇り、洗面所全体がかなり湿気の多い状態になってしまいます。

しかし、宇佐モデルの様に壁と天井が湯布珪藻土になっていると、浴室の湿気を湯布珪藻土が吸ってしまいますので、洗面所の鏡が全く曇りません。こんな感じです。

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もう少し厳密に言えば、浴室内が湯気だらけになる状態を意図的に作ったとしたら、引き戸を開けた瞬間、鏡は曇ります。しかし、すぐに「浴室から出て来る湿気量」<「壁が吸う湿気量」という状態になりますので、こうなってからは鏡が全く曇りません。あっという間に曇りが消えてしまいます。

しかし通常の使用状態では、そこまで湯気が溜まる訳ではありませんので「洗面所の鏡は曇らない」と言っても問題ありません。

日本ハウジングやホームチームでは、洗面所の湯布珪藻土は必須になってますので、洗面所の鏡が曇らないのは、私達にとっては普通の事です。しかし子供さん達がこれを見ると、不思議に感じる事が多いようです。そういう場面に遭遇した時に、私が申し上げている理屈を説明して理解されると自然のカラクリが分かるようになり、科学的な物の見方が出来るようになって来るのではないかと考えています。柔らかい頭を持った子供さん達がこういった考え方を身に付けると、近い将来、省エネと湿気に起因する問題に取り組む研究者が生まれて来るのではないかと、そういう事を期待しつつ、リフォームに取り組んでおります。

蜜ロウワックス塗り

2016年08月08日[更新]

宇佐モデルの洗面所と通路の床は杉の無塗装を使用していますので、蜜ロウワックスで仕上げました。蜜ロウワックスとは、ハチミツとエゴマで作った、体に優しいワックスです。

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蜜ロウワックスを塗った箇所と塗っていない箇所との違いは、下の写真の通りです。右側が塗った箇所、左側が無塗装のままの箇所です。蜜ロウワックスを塗った方が、シットリとしています。

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洗面所から廊下の床は、最終的にこのようになっています。

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無塗装の杉床をそのままにしておくと、汚れが付着して取れなくなってしまいますが、蜜ロウワックスを塗っておくと、汚れが付着しにくくなります。柔らかい杉床の上に寝っ転がる事を考えると、体に優しい蜜ロウワックスをオススメしたいと思います。

宇佐モデルの浴室が完成

2016年08月07日[更新]

昨日は、完成した宇佐モデルのトイレをご紹介させて頂きましたが、今日は浴室のご紹介です。新築と違って、リフォームの場合はご高齢の方が対象になる事が多いので、そういう方にピッタリなTOTOサザナFタイプ(ベンチカウンター)を設置しています。

まず、入口は当然のバリアフリーです。片引戸も軽くて、広く使えるのがメリットです。浴室の床は、暖かくて柔らかいカラリ床です。

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浴槽は魔法びん浴槽で、TOTOは4時間で2℃しか下がらないと言ってますが、私は付加断熱によって「一晩経っても冷めず、追い炊きが不要」な仕様にしています。風呂蓋も軽く、力の無いご高齢者でも簡単に扱えます。ぬめりのつかない様、風呂蓋フックも3点留めにしました。梅雨時に洗濯物が乾かせるよう、三乾王(浴室暖房乾燥機)も付けてます。浴槽の縁が手すり代わりになるのも、ポイントです。出っ張りは危険度も増しますので、出来るだけ出っ張りの無い手すりが理想なんです。

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介護が必要な方にとって最高なのが、このベンチカウンターです。介護者が、正面から洗う事も出来ます。ベンチから浴槽まで横滑りで入れるし、背もたれは手すり機能も兼ねています。洗い場水栓はアーチハンドルですので、あらゆる形で操作出来るようになっているユニバーサルデザインです。

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シャワーは、手元でオンオフ出来るクリックシャワーで、エアインによって35%の節水も実現しています。スライドバーは、当然、手すり機能も有する強度にしています。

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これ以外にも、どこにでも手すりが後付け出来る壁になっていたり、大切な機能が満載です。

大分県北部では、最高の浴室である事は間違いありませんので、ご希望の方は、お申し出下さい。見学出来る様にしていますので。

宇佐モデルのトイレが完成

2016年08月06日[更新]

宇佐地区のトイレで、モデルとして使用させて頂けるトイレのリフォーム工事が完成しました。まず、杉床の廊下からトイレの入口は、段差をなくし、そのままトイレのハイドロセラフロア(全面)の床になっています。

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杉床には、蜜ロウワックスを塗って、完成になります。(今は無塗装の状態)

トイレの入口正面には、ベッセル角型の手洗い器があります。洗面台の下に収納が無いのは、私の好みです。結構、カッコイイ仕上がりではないでしょうか?

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壁と天井は当然、湯布珪藻土ですので、ハイドロセラフロアと合わせて、臭い取り効果は抜群です。ご高齢の方が使用されるトイレには、最適な組み合わせです。

便器は、TOTOの節水型GGのウォシュレット一体型を採用しています。

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このモデルトイレでは、色んな検証が出来ますので、面白い情報が見つかりましたら、ブログにアップさせて頂きます。

これから、福祉関係者の方には、是非、見学して頂きたいトイレです。

リモデルクラブ看板

2016年08月05日[更新]

考えてみたら、ホームチームの看板を作ってませんでした。しかしその前に、TOTOリモデルクラブの看板が届きました。

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お風呂やトイレは、ほとんどTOTOしか使っていませんので、ホームチームがTOTOリモデルクラブに入っていないというと、意外に思われるかも知れませんが、今はまだ、実質的に私一人の会社ですので、入っておりませんでした。金池オフィスに、この看板を掲げないといけないですね。

それから、TOTO大分ショールームにも、ホームチームのチラシを置いてもらいましょう。

TOTOさんからも「キッチン売って下さい」という声が掛かって来てますが、それはお客様次第なので、何とも言えません。ただ、明日はちょうど、キッチンリフォームのお客様がショールームに行く予定があるので、イベントと重なって、TOTOキッチン初採用になるかな?

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ここまで進みました

2016年08月04日[更新]

先月末から始まった浴室・洗面所・トイレリフォームが、今日、珪藻土下地処理まで完了しました。今はこんな感じになっています。

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築100年のお宅ですので、今回の部分リフォームで、各部屋への入口段差の解消には苦労しましたが、こんな感じになっています。

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洗面所への入口も、段差が無くなってます。

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明日、壁と天井に珪藻土塗りをしたら、全く雰囲気が変わって良くなりますが、杉床も蜜ロウワックス塗りで仕上げます(私がやります)ので、最終的な完了時点では、今までと見違えるようになって来ます。お風呂はTOTOサザナFタイプ(ベンチカウンター)だし、節水型トイレとベッセル手洗い器も付きますので、引き渡しが今から楽しみです。

以前、出窓だった箇所も、こんな感じで断熱サッシが入り、外壁補修も完了しました。出っ張りがなくなりましたので、通路も広くなっています。

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後、もう少しですので、最後まで気を抜かず、完璧を目指して頑張ります。

稲庭中華そば

2016年08月03日[更新]

九州で「稲庭中華そば」という言葉をご存知の方はほとんどいらっしゃらないと思います。それもそのはず、九州では、宇佐の来々軒さん(宇佐唐揚げ発祥の店)でしか食べられないからです。関東で生活された方は、秋田名物の「稲庭うどん」をご存知かと思いますが、西日本では馴染みが薄い上、ラーメンではなく「中華そば」ですから、尚の事、ピンと来ない事でしょう。

来々軒さんの稲庭中華そばは、本場の秋田から稲庭麺を取り寄せており、スープは東日本に多い醤油味です。これが、稲庭中華そばです。

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稲庭うどんの魅力は、稲庭麺の「のどごしの良さ」で、稲庭中華そばでは、醤油スープの中になめこのとろみが加わって、九州では味わった事の無い奥深さを感じるはずです。

来々軒さんの唐揚げ定食も魅力ですが、お昼時には、稲庭中華そばを求めて来店されてる方も多いようです。下の写真が、唐揚げ定食です。

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場所は、国道10号線の四日市交差点から門前町方面へ入ってすぐの場所ですので、四日市を通過される際には、是非、お立ち寄り下さい。

この看板が、目印です。

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上人湯

2016年08月02日[更新]

別府温泉と言えば、温泉旅館の大きな浴場をイメージする方が多いので、私は鄙びた庶民的な100円温泉をあえて、ご紹介させて頂きます。今日は、鉄輪(かんなわ)温泉にあります上人湯(しょうにんゆ)のご紹介です。

そもそも、鉄輪温泉を最初に掘り当てたのは、時宗の開祖:一遍上人だったようで、上人湯は一遍上人に因んで名付けられた温泉です。

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句碑も、温泉地の風情を醸し出してくれてます。

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ここのお風呂に入るには、向かいの食堂で100円のお札を購入して下さい。

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別府の共同浴場の特徴である、源泉掛け流しの浴槽があるだけの温泉ですが、お湯が綺麗だし、鄙びた感じがいいですよね。

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これが、源泉です。

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源泉から温泉が常に流れ出て来てますので、当然の事ですが、浴槽からも絶えず、溢れています。

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呼び名としては「源泉掛け流し」と言った方が聞こえがいいのですが、実際には「源泉垂れ流し」の方が、正確なのではないかと感じてしまいます。別府では、こういった温泉が多数ありますので、旅のついでに温泉巡りをすると、楽しいですよ。