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湯布院文化・記録映画祭

2016年06月06日[更新]

震災に見舞われたものの復興が進む湯布院では、6月24日(金)~26日(日)に『第19回 湯布院文化・記録映画祭』が開催されるようで、このようなチラシが配られてました。

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上映プログラムも公開されてます。

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私はあまり映画に詳しい訳ではないのですが、自分の好みのテーマで言えば、水俣病の方や熊本城の石垣に関するドキュメンタリー映画も上映されるようです。

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湯布院のメインストリートでは、かなり観光客の方が戻って来ています。外国人の方も多く見受けられましたので、震災前の状態に戻る日も近いかも知れません。

私も湯布院の方にお仕事でお世話になってますので、せめて前売り券で応援したいと思います。

映画祭に興味のある方は、是非、お出掛け下さい。例年よりも、今年の方がユックリと寛げるかも知れません。

http://movie.geocities.jp/nocyufuin/home.html

介護保険の手すり設置

2016年06月05日[更新]

今日は、本日施工が完了した「介護保険を活用した手すり設置」の事例をご紹介します。

まずは玄関です。約20センチの段差が2段になっていて、今までは少し離れた下駄箱へ前のめりの姿勢になって手を突かれていたようです。そこで、玄関框手すり縦手すりの合わせ技で出入りの負担がないように設置してみました。

<前>

DSCN4936(玄)

<後>

DSCN5305(玄)

次に、25cmの段差があった、キッチンと廊下の間ですが、このように踏み台縦手すりを合わせて設置しました。

<前>

DSCN4967(踏)

<後>

DSCN5301(踏)

下地の固定をシッカリとしたものにする必要がありますので、踏み台と手すりの両方に、後付け補強板も設置しています。

他にも、キッチン出入口・トイレ・浴室等にも手すりを設置しましたので、動作がかなり楽になったようで、大変喜ばれました。何よりも「利用者様のお話しを聴きながら、高さや長さを決めていった事」「段取り良く完了し、掃除も片付けもスムーズだった事」が良かった様です。

因みに費用のご負担は、介護保険を活用してますので1割負担の1万円程度です。せっかく、こういった制度がありますので、要介護認定を取得されている方は、積極的な活用をオススメします。

「介護保険を活用した工事は、申請・報告の手続き等、手が掛かって大変だ」という業者側の理屈もあるのですが、やはり利用者さんの不便を解消するというメリットを第一に考え、これからも出来るだけ積極的に取り組んで参りたいと考えています。

震災の影響

2016年06月04日[更新]

今年4月14日から被害に見舞われている熊本地震ですが、別府にも未だに大きな影響を及ぼしています。下の写真はG.W.前に別府市が作った広告で、テレビニュースにも取り上げられる位、話題になりました。

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*注:「でも、本当に泳いではいけません」と但し書きされてます。

大分県内も、ある程度の震度の地震に見舞われたのですが、瓦が落ちて来た程度の被害が大部分で、私達が普通に利用出来る共同湯も何ら変わりなく営業出来ています。しかし、これまで外国人観光客の方が多かったため、九州自体への旅行を避けるようになり、温泉旅館のキャンセルが大量に発生したんだと思われます。次の文面に別府の苦悩が現われています。

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<画像をクリックすると、拡大して見れます>

例年ならホテルも満室で、道路が渋滞して歩くのも歩きづらいという状態だったのですが、別府や湯布院をユックリ楽しみたいという方、今がチャンスです。

私のブログは、大分県外の方も読まれてますので、そういう方は是非、ご検討下さい。これまで本ブログでも一部の温泉をご紹介してますが、他にも各種ありますので、宜しければ、ご相談下さい。別府市観光課に代わって、ご紹介させて頂きます。

今年もまた…

2016年06月03日[更新]

毎年、今の季節になると、ちょっと嫌な事があります。私は意図してる訳ではないのですが、工事してる際にシロアリを発見してしまうんです。早ければ3月から動き始めますが、5~6月が活動のピークです。今回も、外部工事だけのつもりで進めていたのですが、奴が現われたんですよ。

居てほしくないのは当然なのですが、我々も現実を正しく認識して頂かないといけないため、床下に潜ってキッチリとした写真入りの報告書を必ず作成するようにしています。

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費用は掛かっても、長く住むために早くやらなくてはいけないのが「雨漏り」「シロアリ」の対策です。今回も追加工事になってしまって心苦しくはありますが「問題を早く発見出来たので、被害を最小限に食い止められて良かった」と前向きに捉え直すしかないですね。

ホームチームでは、シロアリが現われる前に、床下調湿工事を行って、シロアリが住めない環境を作っておく事をオススメしています。この工事さえやっておけば、シロアリ防除工事をする必要がなくなりますし、木材の腐朽劣化も防止出来ますので、建物の寿命が確実に延びます。壁内の湿気対策にもなりますので、結露も減少します。

今回も、先に床下をこういう状態にしておけば良かったと、残念に思った次第です。

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健康経営

2016年06月02日[更新]

今日は、大分の事業者向けに、年金・社会保険・労働保険の説明会が開催されましたので、参加して参りました。こういう場で話しを聞いていると、国の政策がどういう方向に進んでいっているのか分かって来ます。特に深刻になって来るのが「医療費の伸びをいかに抑えるか」といった事で、そういう点から「健康経営」というお話しが大きなテーマの一つでした。

これから深刻化して来る問題を提起しているのが、このグラフです。

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賃金は低下傾向に向かうのに対して、医療費は右肩上がりに伸びていく、という事を表しています。

今日のお話しでは、一つは「出来るだけ医療費を遣わずに済むよう、生活習慣病に注意しましょう」という事。

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そのためにも「事業所から社員さん達へ、健康経営(生活習慣病の予防対策を組織的に行う)を積極的に働きかけていきましょう」という事でした。

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私が携わっているリフォーム業は、建築に関わる事ですので、建築の観点から求められる対応があります。それが「屋内のどこでも、温度差の無い家」です。

建築的な観点から問題視しているのは、下の図です。生活習慣病に陥った方の体を最終的に痛めつけてしまうのは、屋内の温度差による血圧の急激な変化なんです。

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一般的な話しとしてよく耳にするのが、エアコンや床暖房に頼った暖房で、強制的に温度を上げていこうとする取り組みです。しかし、その結果、エネルギーの大量消費へ繋がって来ています。

そこで、ホームチームや日本ハウジングが取り組んでいるのが「自然素材の力を活用して、省エネと温度差の無い家との両立を図ろう」という取り組みです。私達としては既に、この問題への解決策を提示出来ています。

リノベーションでは「下戸次のモデルハウス」。リフォームではホームチームの店舗になっている「金池モデルハウス」です。特に、暑い日や寒い日に来て頂ければ、その効果を体感出来ます。

今日は、日本ハウジングとホームチームが、大分県産材を活用する事で、先々のあらゆる問題を解決出来ている事を広めていく必要性を強く感じた講習会でした。私もまだまだ、広報の努力が足りていないと反省です。

松原温泉

2016年06月01日[更新]

今日は、隣接した駐車場もあるためいつでも行きやすく、お湯も特に綺麗だと感じる、永石(なげし)通りにあります『松原温泉』をご紹介させて頂きます。

通りから見た外観はこんな感じで、別府の温泉に良くある、公民館併設タイプの共同湯ですね。営業は23時までで、入泉料は100円ですので、気軽に立ち寄れます。

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そして、入口にはお地蔵さんが鎮座されてますので、行き帰りの際には手を合わせて綺麗な温泉を使わせて頂ける事に感謝しましょう。

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古くは「松寿泉(しょうじゅせん)」と呼ばれていたようで、泉質は含食塩土類重曹泉だそうです。

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適度に鄙びてますが、綺麗に掃除されており、脱衣場と浴室が併設されています。お風呂に入りながら見えますので、貴重品もチェックしながら入れます。

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これがメインとなる浴槽で、熱め(左)とぬるめ(右)に分かれてますから、初心者の方でも入りやすくなってます。

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温泉は、源泉から直接パイプで引き込まれてますので、遠方からいらした方は、驚かれるのではないでしょうか?

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従いまして、浴槽からも常に温泉が流れ出ているような状態ですね。

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温泉が綺麗なのは、豊富な湯量だけでなく、利用者の皆さんがマナーを守られているからだと思います。お湯を綺麗に保つため、必ず体を洗ってから入る習慣が、別府の方には徹底されています。こういう教育は、非常に重要だと思います。

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綺麗な温泉があるだけで、特に他のサービスは無いので、タオルや石鹸は持参が必要です。機会があれば、是非、利用してみられて下さい。

介護保険の活用

2016年05月31日[更新]

古い家に行くと、最初に作られた床の高い客間と土間との段差が大きいため、屋内の段差をそれほど問題視していなかった頃に行った工事で、10cmを越える大きな段差が出来てしまっているケースが多いんです。そして、住まれている方が高齢化して来ると、その段差が原因で転倒して怪我をされるケースが非常に多く発生しています。

そういった問題を解決する手段としてオススメ出来るのが、介護保険を活用した段差解消や手すり設置の工事です。住まれてる方が市役所から要介護認定を受け、担当のケアマネージャーさんが必要性の判断をする事が前提になって来ますが、その工事の必要性が認められれば、20万円を上限として、工事費の9割の補助を受ける事が出来ます。通常の手すり設置工事は、10万円程度のものが多いので、大抵の場合、1万円程度のご負担で賄えます。

ちょうど今、介護保険を活用した工事が決まった現場では、こんな状態になっています。玄関の出入りも高さ20cmの階段が2段になっていて、特に降りる時が危険な状態でした。

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ここは、玄関框手すりと縦手すりの合わせ技で解決するようになりました。

そして最も大きな段差だったのが、廊下とキッチンとの出入口で、ここは25cmもの段差がありました。

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特に降りる際は「ドン」という足音がしてましたので、かなり無理な動きだったと思います。そうなると、膝を痛める事にも繋がりかねません。こういう場合は、縦手すりと踏み台を合わせて設置する事になります。

それから意外と、これよりも小さいのですが、10cmを少し越える程度の段差の方が、あまり危険性を認識されていないようで、転倒のリスクが大きくなる可能性があるように感じます。

住まいの中は、意外と危険な箇所が多いものです。要介護認定を受けられているご家族がいらっしゃれば、介護保険の活用も出来ますので、是非、ご相談下さい。

工事中の楽しみ

2016年05月30日[更新]

今週から湯布院でのリフォーム工事が本格化してまして、少しばかり距離がありますので、出来るだけ「早めの段取り」「突発事項への迅速な対応」が必要なのは、言うまでもありません。落ち度の無い様、気を引き締めて取り組んでおります。しかし、そういう中でも、色んな楽しみを見つけ出しておくと、仕事自体も楽しみながら、いい結果が生まれて来るものです。

今回は、施主様のお友達のS様が、身の周りの色んなお世話をして下さってますので、施主様も大変助かっている様です。

今日のお昼ご飯の際には、お野菜の準備をして下さり、あっという間に、大根が綺麗に細かくカットされてしまいました。まさに職人技ですね。

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綺麗に盛り付けされてますので、素材以上に美味しく感じます。

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うどんと一緒に、美味しいお昼ご飯を御馳走になりました。

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こういう楽しみ方をしながら現場を過ごしていると、仕事も順調に流れていくから不思議です。今日は、一部屋根の葺き替えや塗装工事にも入りますので、お仕事で答えていくと共に、私からも手土産を持参して、工事以外でも楽しみながら進めていきたいと思います。

なぜか心地いい空間

2016年05月29日[更新]

ホームチームの金池店舗にいらっしゃる方は共通して「なぜか心地いい空間だね」と仰って下さいます。「理屈をこねるよりも、心地良さを体感して頂く事の方が先決だ」という事で、築30年の一戸建てをリフォームしたのがホームチーム金池店舗です。高評価を得た後ですので、私が狙った仕掛けを、言葉だけですが、ご紹介させて頂きます。

金池店舗でも、特に快適だと仰って頂いているのが、次のような2階の部屋です。

①七島藺と湯布珪藻土の和室

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②佐伯産の杉床と湯布珪藻土の部屋

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③天井と壁の全面に塗った湯布珪藻土

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全ての素材を吟味しているのですが、特にこだわっているのは、100%自然素材の湯布珪藻土で、この材料は、日本ハウジング㈱がメーカーとして製造している材料です。塗り壁材の材料メーカーになっている工務店は、全国探しても日本ハウジングしかないと思います。

材料の詳しい説明は日本ハウジングのH/Pで確認頂くとして、ここでは「どうやって快適さを生み出しているのか」について、簡単に触れたいと思います。

1.室内の臭いを取ってくれる素材(珪藻土)の機能を最大化するため、粒子強度を持たせる工夫をしている。(接着剤不使用)

2.空気中の汚染物質を浄化してくれる珪藻土の含有率を高めた(80%)壁面にしている。

3.室内で大部分の面積を占める壁と天井に自然素材を塗る事で、化学物質との直接的な接触を極力避けている

といった事になるかと思います。

こうする結果、実は珪藻土の調湿効果によって、室内温度と壁面温度が同じ位になるため、暑さ寒さを感じにくくなって来ています。これらは全て、昔でいう土壁と同じ効果なのですが、湯布珪藻土は、土壁の様に分厚くしなくても効果が出る位、最適な大きさの細孔(2~50ナノメートル)が集まった材料を使用しているんです。

気管支の悪い方は、是非、いらして下さい。必ず、呼吸がしやすいはずです。その理由は、室内の空気自体を浄化していると共に、壁面に静電気が無いため、埃が舞わないからです。埃は掃除機がほとんど吸い取ってくれます。

説明は分かりにくいかも知れませんので、とにかく、体感してみられて下さい。その後で、私に心地良さの理由を質問頂いた方が、頭の中にすっと入って来ると思います。説明が下手で申し訳ありませんが、理由はちゃんとあります。

食べ物や飲み物よりも、空気を吸う量の方が多いんです。ですから、空気が綺麗である事が健康にとっては最も重要です。難しい説明になってしまいますので、体感する事で納得して下さい。<(_ _)>

トイレの嫌な臭いを解消

2016年05月28日[更新]

昨日のお風呂の話題で、リフォーム工事に関する反応を頂けましたので、今日はトイレの臭い対策として抜群な効果を発揮する商材をご紹介させて頂きます。多くの女性の方から「洋式トイレになったのはいいけど、男性が立って小用するので、トイレの床が臭くなってしまう」というお話しをよく耳にします。こういったお悩みを解消する商材が、TOTOハイドロセラフロアJという光触媒の床材なんです。

どういうものかをご覧になられたい方は、金池店舗の1階トイレを見学にいらして下さい。1階トイレは、多くの方々が毎日使用しているのですが、今のところ、気になる臭いはありません。床の拭き掃除さえしておけば、汚れもなく清潔な状態が保たれます。下の写真は、便器の周りだけハイドロセラフロアなんですが、床全面がハイドロセラになっている商品もあり、そちらの方が若干値段が上がりますが、効果は大です。

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少しだけ具体的な数字も交えて説明させて頂きますと、光や電球の明かりさえあれば、大腸菌や黄色ブドウ球菌を始めとする各種雑菌を、4時間で99%減少させるという実験結果が出ています。ですから、床のセラミック面に尿が飛び散っても、後でそれを拭き取りさえすれば、汚れや臭いが付かないという事です。

勿論、壁と天井の湯布珪藻土による消臭効果もありますので、ここの空間は快適そのものですよ。是非一度、体感にいらして下さい。

それから、2階のトイレは、床が暖かくなるという効果を優先させて、大分県佐伯産の杉床にしています。従いまして、2階のトイレで男性が小用する際は、座ってもらう事にしています。こんな感じです。トイレでなければ、やはり湯布珪藻土の壁と杉床の組み合わせが一番ですね。

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今のところ、皆さんがルールを守ってくれてますので、綺麗な状態です。こちらも是非、体感にいらして下さい。