火山灰跡の意味するもの

2016年10月20日[更新]

10月8日の深夜、阿蘇山が大噴火し、多くの火山灰が偏西風に乗って大分県にも舞い降りて来ました。そして今でも、路面のアチコチに火山灰の跡が見受けられます。例えば、下の写真の様な箇所です。

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上記の状況から、どういう事が言えるのでしょうか?

私の経験から言える事なんですが、もしも伊方原発や川内原発で放射能漏れ事故が起きた際、火山灰の跡が見受けられる箇所が、放射線量が特に高くなる場所なんです。雨樋から地面に流れ出て来る箇所が、身近な場所では最も高くなりますので、こういう状況が見受けられます。路面よりも厚く堆積しています。

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これらの場所に共通しているのは「水捌けの悪い箇所」という事です。私は常々、地盤が軟弱化しないために水捌け改善工事をオススメしていますが、放射性物質が飛散して来た場合の対策も兼ねているんです。

こうやって考えてみると、普段から水捌けに注意しておく事がいかに大切であるか、お分かり頂けると思います。水捌けが良くても、悪い事は何もありません。火山灰の跡を見たら、是非その事を思い返し普段から対策を講じておく事をお願いします。

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