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福島からの嬉しいお便り

2016年07月09日[更新]

本ブログに、以前掲載しました通り、「住まいと電気10月号」に記事を寄稿させて頂く事になり、原稿を作成しました。そこには、私が福島県で東日本大震災で被害を受けられた被災住宅を直していった時の内容や写真も掲載させて頂きますので、ご本人様へ原稿をお送りし、確認を取っておりました。そして今日、嬉しいお便りが届きました。

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お便りの送り主でありますI様は、お住まいのご自宅だけでなく、白河市のご実家、そして知人のご紹介など、お仕事で大変お世話になった方です。今でも、傾いた家が再沈下していないか、定期的にチェックをさせて頂いてますし、公私に渡ってお世話になり続けている方です。因みに、I様邸の罹災判定は「大規模半壊」でした。

そのI様から「安部さんの文章を読んで、共感するところがたくさんありました」「安部さんの主張が実感として感じられます」といった内容に関する事にとどまらず、「地震の後、様々な方の手入れによって、かえって前よりも愛着が沸いてきたように思います。まさに『災い転じて福となす』でした。」という、復興工事に携わって来た私としては、これ以上ない、嬉しいお言葉を頂きました。

震災後は、被災地の全員が「心も体もズタズタの状態」だったし、復興工事でも突発的な費用が掛かって皆さん大変だったのですが、震災から5年以上経過した今になっても、このようなお言葉を頂ける事が、何よりも励みになります。

そして最後に「どうかそちらでも、地域の方々のために活躍して頂きたいと思います」と結ばれています。I様の期待にも応えられるよう取り組んで参りたいと、改めて身の引き締まる思いがしています。I様からのお便りは、私の宝物とさせて頂きます。

TOTO九州販売、小野社長来社

2016年07月08日[更新]

㈱ホームチームの金池モデルハウスが完成したという事で、TOTO九州販売、小野社長が来社されたのですが、私が話しに集中し過ぎたため、残念ながら写真を撮り忘れてしまいました。

小野社長は、多くのリフォーム会社を回られているのですが、ホームチームのモデルハウスは特徴的で興味深かったようです。何よりもまず「長く居て、心地いい」という感想でした。床は大分県産の杉床・壁と天井は100%自然素材の湯布珪藻土・和室は七島藺(壁と天井は湯布珪藻土)なので、快適でないはずはありません。

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サッシは、樹脂の断熱サッシ・内窓・ガラス交換の3種類を混在させて結露の比較も出来るようにしているし、電球色と昼白色の違いを比較出来るようにしてます。リフォームの展示場でここまでこだわっている例は、あまりないのではないでしょうか?

そうして、ここまで素材にこだわって快適性を高めてますから、TOTOサザナFタイプが活きて来ます。

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洗面所の壁と天井に塗っている湯布珪藻土が湿気を取ってくれてますから、浴室内は水気を感じません。という事は、カビが生えようがないという事です。壁・床・天井の全面に付加断熱を施してますので、冬でもほとんどお湯が冷めないんです。(魔法びん浴槽の効果を、極限まで高めています)

小野社長にもお話しさせて頂いたのですが、出来るだけ多くの方に触れてほしいので、モデルハウスにはどんどん連れて来てほしいです。

金池モデルハウスで過ごし始めたら、普通のビニールクロス等の家では過ごせなくなるのではないか?、とさえ思えて来ます。

読者の皆さんも、是非、お越し下さい。そして、暑い日や寒い日に、出来るだけ長く過ごされて下さい。そうすれば、違いがよく分かると思います。

サザナFタイプ1618

2016年07月07日[更新]

私がユニットバスを施工する際、TOTOサザナFタイプ(ベンチカウンター)にする事が多いのですが、今回は1618サイズという、私も初めてのケースのものになりました。ユニットバスで最も多いのが1616という1坪サイズで、大きなお風呂の場合は1620という1.25坪サイズになる事もあります。

今回の1618サイズは、住宅会社の家によくあるメーターモジュールのケースに当たりますので、私のようなリフォーム会社が施工するのはレアケースになるんです。

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私は、高齢の方にとって最もおススメ出来るのがFタイプ(ベンチカウンター)だと思ってますが、実はTOTO大分ショールームにも展示が無いんです。しかし、私の会社がある金池モデルハウスにはFタイプの1616サイズ(1坪)がありますし、見学可能な田尻の福祉事業所様にはFタイプの1620サイズ(1.25坪)があります。そして今回のお客様宅の1618サイズも見学させて下さるようなので、私が関わる大分県内の現場で全てのサイズが見学可能になります。

高齢の方が同居されるリフォームを検討されているご家族が金池モデルハウスを見学された場合、大部分の方はFタイプ(ベンチカウンター)を選ばれている様ですので、私もFタイプに関して、見学出来るバリエーションを増やしておきたいと考えています。

新築と違って、リフォームの場合は高齢の方が対象になるケースが多いので、リフォーム専業の㈱ホームチームとしては、サザナFタイプ(ベンチカウンター)に拘っていきたいと考えています。

このタイプが何故、高齢者にとって良いのか、お知りになりたい方は、是非、現物に触れてみられて下さい。必ず、その理由が実感出来ると思います。

工事前の打ち合わせ

2016年07月06日[更新]

リフォーム工事では既設の建物に手を加えるため、解体してみたら、もしくは工事を進めていたら思わぬ問題点が出て来るものなんです。トラブルが無い現場は無いと言い切っても良い位です。しかし、全ての現場でお客様に満足して頂くためには、突発事項に対応するため、事前の現場打ち合わせで潰せる問題点を出来るだけ潰しておく事が重要なんです。

という事で、今日もいつも恒例の、現場での事前打ち合わせを行いました。いつも、こんな感じで進めていってます。

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今回は、タイル風呂をユニットバスにし、洗面所とトイレも合わせてリフォームする現場ですので、こんな感じで大工さん・設備屋さん・ユニットバス組立屋さんが一緒に集まって、図面を見ながら、現場寸法で納まりを確認し合っています。ユニットバスの納まり・ユニットバスの窓の位置・タオル掛けとの干渉・引き戸と洗面台との干渉・壁裏断熱の厚み・・・等、色んな問題を最初に潰しておきます。皆さん忙しいので、工事前の現場に集まるのは大変なんですが、こうしておいた方が仕上がりが良くなるし、お客様満足を上げる重要なポイントである事を理解して下さってますので、有り難い事に、何とか都合をつけて集まってくれます。

打ち合わせが終わったら、皆でお茶を飲みながら談笑です。

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こうやって、普段からコミュニケーションを図るようにしておけば、仕事もスムーズに進むようになります。各職人が個別に確認するだけでなく、工事が前後する職人が一堂に会して確認し合っておけば、全体のスムーズな流れが現場に生まれます。この事が良い現場作りのために、一つの大きなポイントだと私は考えています。横の連携ですね。

以前にやった現場の話しで、私からは「皆さんの仕事で、お客様がいかに喜んで下さっていたか」を、実際のお客様の声でお伝えしますし、職人さん同士も、お互いの良かった事を褒め合ってます。こういう雰囲気で打ち合わせをしておけば、必ず工事は成功すると思います。今回の工事も、7月下旬から開始する事になりそうですが、きっと大成功する事でしょう。今から、楽しみです。

今日から長浜祭り

2016年07月05日[更新]

今日からいよいよ、長浜祭りが始まりました。大分では、夏の最初のお祭りとなりますので、今日から3日間、多くの人出で賑わいます。例年は「雨の長浜さん」として知られ、昨年も3日間ずっと雨だったのですが、今年は今日から3日間、雨の心配はなさそうです。

私は一日中バタバタしていたため、お祭りに行けたのは夜の10時前だったのですが、時間の割にはまだ多くの人出で賑わってました。出店も、こんな感じです。

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神社へのお参りも多く、

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神楽も舞ってました。

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明日からは、更に多くの人出が見込めると思います。

そしてこういう時に賑わうのが、長浜通りに沿った場所に位置するスーパーのマルショクさんや、

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近くのセブンイレブンさんですね。

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こういう時に思うのは「イベントをすると人が動くし、お金も動くんだな」という事です。年に一度の大分のお祭りですから、明日からも皆さんが楽しく参加出来るお祭りであってほしいと思います。

明日から長浜祭り

2016年07月04日[更新]

大分に夏の訪れを知らせる『長浜祭り』が、明日からいよいよ始まります。㈱ホームチームの店舗は長浜通りにありますので、明日から三日間は、夜遅くまで賑わう事になります。幟やポスターが、通りのあちこちで眼につきます。

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子供達お楽しみの、出店の準備も出来てるようです。

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大分銀行東支店さんの駐車場は、今年も創作踊りの会場になるようです。

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明日からは人が多くなりますので、人の少ない今日のうちにお参りをしておきました。

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本殿を改めて見てましたら、瓦が結構、凝ってますね。

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まだ梅雨明け宣言は出てませんが、大分では「長浜祭りが終わると夏が来る」というのが共通認識ですので、今週末位には本格的な夏が到来しそうです。

早吸日女神社

2016年07月03日[更新]

「早吸日女神社」を正確に読める人は、地元以外にあまりいないのではないかと思いますが「はやすいひめじんじゃ」と読みます。この神社は、別府湾の南側先端に当たる佐賀関町(セキアジ・セキサバで有名な漁師の町)にある神社で、起源は神武天皇東征の頃という、由緒ある神社なんです。

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この辺りは今では豊予(ほうよ)海峡と呼ばれるのですが、古くは「早吸の瀬戸」と呼ばれていて、潮の流れが激しい場所だったようです。恐らく、神武天皇が日向に向かって攻め込んでいく時に、この難所を通り掛かって困っていた際、地元の人達が協力した事が起源に繋がっているのではないかと私は勝手に想像しています。正面のこの鳥居が目印です。

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この神社で、私が面白いなと思ったのは、拝殿の瓦です。下の写真が拝殿です。

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そして、屋根の軒先の瓦を良く見ると、浦島太郎

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竜宮城と思われる建物になっています。

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そして、豊予海峡の荒波も描かれているようです。

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神社だけでも面白いのですが、鳥居を正面に見て右側のすぐ近くに、宮司さんの家に当たる小野家住宅が文化財になっている様です。

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今でも住まれてますので内部は見れないのですが、行事に使用される部屋も、昔のまま残されているそうです。観光ガイドさんによる案内されている様子は見かけました。外から見ると、家の敷地内に、社(やしろ)があるようです。

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この近隣にトイレ工事をさせて頂いたお客様がいらっしゃるのですが、これからも工事をご依頼頂けるようになって来たら、色んなお話しが聞けるようになって来るのではないかと思います。佐賀関も、歴史のある町ですから、奥が深そうです。

耐震補助金

2016年07月02日[更新]

平成20年より毎年継続している補助事業に「木造住宅等耐震化促進事業」というものがあります。市町村が窓口になって実施されているもので、通称では『耐震補助金』と言われています。

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対象になるのは、耐震基準の設定された昭和56年以前のお住まいになりますので、比較的新しい家でのリフォーム工事では受けられません。

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大分では、大分県の登録建築士が耐震診断を行い、評点が1.0未満のものに耐震工事を行って、評点1.0以上になる工事をすれば、工事費の3分の2、金額の上限は80万円までの補助金が受けられるというものです。昨年度までは消化率があまり高くなかったそうですが、今年度は熊本地震の影響もあって、申し込みが増えるのではないかと想定されてます。「補助金があるので工事をやろう」と考える人は少ないでしょうが「リフォーム工事で耐震化を行い、その中で補助金を受けよう」という方には、持って来いの事業ではないかと思います。

私のお客様も、今年も何件か検討されていたのですが、中々実施には至りませんでした。しかし今日、耐震補助金を受けたいという方がいらっしゃいましたので、早速、月曜に大分市へ申し込みに行って来たいと思います。ご依頼頂いている方は、全体的な改修工事ですので、上限額を遥かに上回る工事になります。しかし、80万円の負担軽減は大きいので、行政の好意を有り難く受けて頂きたく、是非、補助を受けたいと思います。

行政は、様々な補助事業を行って下さってますので、ニーズがピッタリ来る方には、これからも受ける事をオススメしていきたいと思います。

潮から豚ぼ

2016年07月01日[更新]

私が宇佐の実家に行くと、食事や飲み会に使わせて頂いている皆の溜まり場になってる店があります。ちょっと変わった名前ですが『潮から豚ぼ(しおからとんぼ)』という食事処兼飲み屋です。実は、私の中学校の同級生の奥さんがやってる店ですので、私の同級生を中心に、近隣の人達や同業の人達が集う場所になってます。こういう外観です。

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お店に入ると、多くのボトルキープから、お店の繁盛の様子が垣間見れます。

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私の同級生は、元相撲部の働き者ですので、恐らくお店の米も自分で作ってるのではないでしょうか?

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このお店では、半年に一度、プチ同窓会を開催する事になってまして、飲み会としての利用もいいのですが、一般的にはランチでの利用もオススメです。個別メニューもありますが、日替わりランチなら700円とお得です。

これが、チキン南蛮ランチ。

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これが、ハンバーグランチ。

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そしてこれが、イワシの煮付けランチです。

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勿論これ以外にも、鶏天やトンカツを始めとした各種定食がありますので、好みが違うグループでも大丈夫ではないかと思います。

この店が、なぜ繁盛してるのか?という事を店の人に聞いてみたら「何故なのか、自分達でも分からない」との事でしたが、私が利用したくなる理由を考えてみると、食べ物がおいしいし、何よりも、誰とでも気軽に話せるフランクな雰囲気がいいんですね。私自身、お店の別のお客さんと親しくなった事もあります。そんな雰囲気なんです。人が集まる店というのは、そんなところではないでしょうか?

店の近くで、もうすぐ工事が入る予定ですので、これからもチョクチョクお邪魔する事になりそうです。こういう店、地域には必要な気がします。

場所は、国道213号線沿いの、宇佐駅方面から豊後高田の街に抜ける途中にあります。「豊後高田の昭和の街」「国東の富貴寺」等を訪問する際にも、すぐに寄れるので便利です。

宇佐市歴史資料館

2016年06月30日[更新]

6月12日の本ブログに「歴史に学ぶ」というタイトルで回天神社の事を書かせて頂いた際、複数の方から反響がございましたので、その続編として、宇佐市歴史資料館のご紹介をさせて頂きます。こういう建物です。

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ここに何があるのかと申しますと、映画『永遠の0』で使用された零戦21型が常設展示されているんです。

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百田さんも、いらしていたようです。

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実はこの零戦21型、映画撮影が終わってから、宇佐市が買い取ったそうなんです。ではなぜ、宇佐市が買い取ったのかと申しますと、太平洋戦争の際、宇佐市に海軍航空隊があって、真珠湾攻撃や特攻隊の訓練をしていて、零戦とは非常に縁が深い土地柄だったという事なんです。

ですからこの付近には、掩体壕という、当時、零戦を格納していた倉庫がたくさん残されています。

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以前、滑走路だった箇所は、農道になっています。

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そしてまた、この近くには、空襲によって出来た爆弾池が、一ヶ所、残されています。

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戦時中の事を知ってる方は少なくなって来ましたが、宇佐には当時の遺産が残されています。通過する機会があれば、是非、お立ち寄り下さい。